Q:私は今高校2年生です。コンクールが終わり、先輩方は引退となります。
先輩方が引退した後の私達の編成は、クラリネット3人、テナー・サックス1人、トロンボーン1人、パーカッション1人となります。とてもバランスが悪いため、パート変更を考えていますが、五十嵐先生であれば、どのようにパートを決められますか?(PN:匿名さん)
A:コンクールまで頑張った先輩たちの後を継いで、これからの部活動を担っていくこと頼もしいです。
パート編成ですが、楽器をコンバートして編成を整えるよりも、新しい楽器を練習する覚悟でいるのならば、今の楽器をメインに楽曲や曲途中で楽器の持ち替えを考えて、マルチプレーヤーになってはどうですか?
1.クラリネットの人には、サクソフォーンを練習してもらい、サクソフォーンを4本(パート)にしてみる。
2.クラリネットの1人にフルートを演奏してもらう。
3.テナー・サクソフォーンの人には、楽曲により他のサクソフォーンに持ち替えて、重要なメロディーラインやリズムを重点的に演奏してもらう。
4.テナー・サクソフォーンの人に、クラリネットを演奏してもらい。クラリネット4本にする。
5.トロンボーンの人には、トランペットやフルートを練習してもらう。トランペットでは華やかなメロディーラインが欲しいとき。フルートでは木管の響きを重視した楽曲のとき。
6.パーカッションの人には、ドラムセットや鍵盤楽器を重点的に演奏してもらう。必要なら管楽器を演奏してもらう。
アイデア次第で可能性十分あります。年度後半を楽しく演奏活動をしてみてはどうですか?
回答:五十嵐 清