Q:コンクール自由曲のタテとヨコがだいたい合ってきたら、次にするべきことは何でしょうか?(遠藤さん)

曲のタテ:アインザッツ、和音の響き、音形などなどなど
曲のヨコ:響きの安定性、和声の進行、音の形長さ、メロディーの流れや受け渡し、伴奏ラインの流れなどなどをチェックしていることと思います。

楽曲は多角的に捉え、次のことを合奏でのチェック・ポイントとしてください。

1.音符について

発音の統一(何を話しているのかハッキリという)
音形、長さの統一(響き方、音符の持っているエネルギーの決める)
消し方の統一(余韻、流れを決める)
2.音程について

ユニゾン(オクターブ関係も含む)を合わせる。
楽器間のバランスを調整する。(楽器が大きい、管が太い・長い楽器の音量を大きめにする)
3.ダイナミックスについて

各曲想、フレーズによりダイナミックスを細かくつける。
曲全体を見てダイナミックスの推移を明確にし実行する。
4.メロディー、フレーズについて

メロディーの流れを明確にし、受け渡しを確実にする。
フレーズの流れを把握し、曲全体の流れを失わないようにする。
5.ブレンド、バランスによるサウンドついて
(このことが一番重要です。ブレンドしてその場面で一番相応しい新しい楽器の音色を創る)

各役割、声部の音量のバランス(メロディーvs伴奏(リズム・ハーモニー)vs対旋律)をとる。特にTuttiのサウンドが崩れないように。
一つの楽器(パート)のみが飛び出ないようにする。
楽器の音色のバランス(色彩感)をとる。
6.自分達の主張のある演奏、緊張感のある演奏

テクニックのみの追究に終わらず、ぜひとも自分が思い描いている音楽に仕上げてください。

回答:五十嵐 清

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