Q:木管五重奏の基礎練習法

Q:今年アンサンブルコンテストに木管五重奏で出場することになりました。基礎練習として良い練習方法はありませんか?


木管五重奏でのアンサンブル・コンテスト出場おめでとうございます。コンサートで木管五重奏といえば、オーケストラの首席奏者で編成したアンサンブルというように、それぞれの楽器奏者がソリストであることが特徴と思います。とてもベーシックな編成で、そして魅力的な編成ですので、とても素晴らしい音楽が奏でられることと思います。

まず個人個人の演奏レベル、音楽性を磨くことが大切です。

そしてアンサンブルの基礎練習としては、

1.チューニングとスケール

リレーによる Ob→Fl→Cl→Hr→Fgの順に、
一音ごと4拍間ロングトーンしながらリレーしてスケールを行う。
(この順番だけでなく、低音からも行う))

Ob→Fl→Ob→Cl→Ob・・・というように、キャッチボールを行いながらスケールをして行く。
2.ハーモニー

四声のハーモニー・パターンやコラール練習を行う。

バランスを意識して、さらにダイナミックスを変化させ行う。
この時、5度音程をしっかり合わせることができるようにして下さい。
3.楽曲で克服しなければならない難所を徹底的に繰り返し練習する

4.フレーズごと(ソロで)をリレーして吹く

それぞれの楽器奏者が集まってアンサンブルするのですから、音楽の可能性はとても無限大です。頑張って素晴らしいそして納得した演奏をしてください。

回答:五十嵐 清

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