Q:部活でフルートとピッコロを吹いている中学3年生です。後輩の音がどうしてもきれいにならないのと、タンギングがうまくできないのが悩みです。どういう風にアドバイスしてあげれば良いのでしょう。

 最高学年として、演奏だけでなく指導やまとめ役としても頑張っているのですね。では、毎日の練習メニューの一例をお教えします。

1.頭部管だけの音だし
頭部管を両手で持ち、初めは口笛を吹くような音から、徐々に大きな音でよく響くように、息のスピードや息の入れ込む角度に注意して吹くようにして下さい。

2.楽器の組み立て
頭部管、管本体、足部管のジョイントをベストなるよう組みたてて下さいさい。

3.姿勢
呼吸が確実にできるようにする為に正しい姿勢を身に付けて下さい。

・両足を肩幅程度に離し、体の中心(おへそ)を正面より45度の角度になるよう右足を一歩後ろに引く。
・右腕を前に出し、フルートが正面に(平行に)向くようにする。
・両腕は脇の下を握りこぶし1個分離し、両肘の高さをそろえる。
・重心はやや左足前方にかけ、手から肩までの力を抜きリラックスする。

4.持ち方
指がスムースに動く為に正しい持ち方を身につけて下さい。

・右手の親指を人差し指の下または人差し指と中指の間におく。
・顔と右手親指で楽器を少しだけ前に押し出すようにします。
・左手は人差し指を内側に少し押すようにします。
・顔、左手、右手の3点でバランスをとります。

5.呼吸
しっかり空気の塊を飲み込む、食べるイメージで吸って下さい。お腹下側や腰のあたりに吸い込むイメージで入れ込み、お腹の支えを使って息を楽器に吹き込んで下さい。

6.ロングトーン
音つくりの為に一音一音丁寧に、美しく響いている音か確かめながら音を吹いて下さい。その後、半音で二つの音を変化させながら、滑らかに繋がるようにも吹いて下さい。3~5度の音程を変化させたりやスケールを吹きながら美しく響き、音同士が滑らかに繋がるようにも吹いて下さい。

7.タンギング
音の出だしとリズム(音形)が明確になるように舌の使い方を研究します。

・舌の動きと運指を一致させるようにして下さい。
・舌や喉に力を入れないようにして下さい。
・息を一定に保てるように、お腹の支えをしっかりして下さい。
・音が一定にそしてロングトーンの時に比べて小さくならないようにして下さい。

大切ことは
「自分の体調とやる気、姿勢、息(呼吸)、アンブシュア、楽器の調子(調整)」の5つがきちんとできているかです。

後輩と一緒に美しく、響きのある音を目指して練習して下さい。

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