【コラム】富樫鉄火のグル新 第193回〈古本書評〉後藤明生「マーラーの夜」

マーラーの交響曲のなかで、唯一、ナマ演奏で接したことがなかった、第7番(夜の歌)を、N響定期で聴いた(パーヴォ・ヤルヴィ指揮、2月11日、NHKホールにて)。これはとにかく分かりにくい曲で、若いころから何度となくフルスコアを眺め、いろんな音源を聴いてきたが、どうにも全体像がつめないまま、この歳になってしまった。それだけに、この機会を逃したら、もうチャンスはないかもしれないと思い、ええいままよ、と思い切って出かけてみた。

そうしたら、プログラム(月刊「フィルハーモニー」)に、以下のようなヤルヴィの言葉が載っていた。

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