「BPラジオ 吹奏楽の世界へようこそ」3月の放送予定

毎週(土)23時…FMカオン(厚木・海老名)http://www.fmkaon.com/
毎週(月)23時…調布FM http://www.chofu-fm.com/
もちろん、どちらもネット経由で、全国どこででも聴けます!

■スティーヴ・ライヒ来日記念! ミニマル・ミュージックを聴こう
(FMカオン/第1・第3土曜23時、調布FM/第1・第3月曜23時)
■没後100年、生誕150年! 夏目漱石と吹奏楽?
(FMカオン/第2・第4土曜23時、調布FM/第2・第4月曜23時)

ご案内:富樫鉄火(昭和の香り漂う音楽ライター)
毎週土曜日 23:00~

【BPラジオの視聴方法】


■スティーヴ・ライヒ来日記念! ミニマル・ミュージックを聴こう
FMカオン/3月4日(土)、18日(土)23時
調布FM/2月6日(月)、20日(月・祝)23時

3月1・2日、ミニマル・ミュージックの巨匠、スティーヴ・ライヒの来日公演がありました。しかし「ミニマル」って何なのでしょう。また、吹奏楽にも「ミニマル」ってあるのでしょうか。今回は、「ミニマル・ミュージック」超入門編です!

【オープニング】フィリップ・スパーク《メリーゴーラウンド》

(1)    18人の音楽家のための音楽
~パルス スティーヴ・ライヒ作曲

スティーブ・ライヒ&ミュージシャンズ

1976年発表、ミニマルの古典的名曲です。打楽器奏者だったら、どこかで聴いたことがあるのでは? 鍵盤打楽器中心のアンサンブルで、ミニマル曲としては、比較的大きな編成です。

(2)    水を抜けて [2006年版] 平石博一作曲
指揮:下野竜也、広島ウインドオーケストラ
ミニマルを中心に作曲活動をつづける平石博一氏が、吹奏楽のために書いた、数少ない「吹奏楽ミニマル曲」です。約16分、じっくりお聴きください。

(3)    エンジェライト 清水大輔作曲
北海道 北見商業吹奏楽局
おなじみ清水大輔さんの曲ですが、後半部に、ミニマルを思わせる、繰り返しの曲想が登場します。清水ブシに、いつもとはちがうテイストが加わった、ユニークな吹奏楽曲です。

(4)    ドラミング~パートⅣ スティーヴ・ライヒ作曲
スティーブ・ライヒ&ミュージシャンズ
これも打楽器奏者にはおなじみでは? 打楽器アンサンブルとピッコロ、声によるミニマル。原典は、アフリカのリズムです。

(5)    ナマセ・ラプソディー ヤン・ヴァンデルロースト作曲
木村吉宏指揮、フィルハーモニックウィンズ大阪
先日のシエナ公演でも演奏されました。ヴァンデルローストにしては珍しく、前半部、ミニマルを思わせる、繰り返しの曲想がつづきます。

【クロージング】フィリップ・スパーク《センチュリオン》


■没後100年、生誕150年! 夏目漱石と吹奏楽?
FMカオン/3月11日(土)、25日(土)23時
調布FM/3月13日(月)、27日(月)23時

今年アニバーサリー・イヤーの夏目漱石ですが、吹奏楽にも関係していた……なんて記録は、どうもないようです。しかし、漱石の生涯や業績を追うと、随所に、音楽や吹奏楽の影が、チラホラと浮かんできます。

【オープニング】フィリップ・スパーク《メリーゴーラウンド》

(1)    紅蓮の斜陽 8人の打楽器奏者のために ジェリー・グラステイル作曲
パーカッシヴ・フォース
漱石10歳の年、西南戦争が終わりました。それまでは日本は江戸時代のようなものでした。江戸時代に引導をわたした西南戦争を題材にした、アンコンでおなじみの打楽器アンサンブル曲です。

(2)    サリヴァン・ファンタジー ゴードン・ラングフォード編曲
ニコラス・チャイルズ指揮、ブラック・ダイク・バンド
漱石がロンドン留学に訪れた1900年、全英ブラスバンド選手権の第1回が開催されていなした。その課題曲「Gems from Sullivan’s Operas No. 1」にかなり近い内容の曲です。漱石もどこかで聴いたかな?

(3)    ユーフォニアム協奏曲「称うべき紳士たちの列伝に」より、Ⅰ)タイム・トラベラー 、Ⅱ)ファイナル・プロブレム(抜粋) ピーター・グレイアム作曲
スティーヴン・ミード、ピアノ:沢野智子
漱石のいたロンドンには、元祖SF作家のH.G.ウェルズや、シャーロック・ホームズでおまじみ、コナン・ドイルがいました。彼らを題材にしたユーフォニアム曲があります。

(4)死んだ猫のためのブルース ジャック・エンド作曲 
フレデリック・フェネル 指揮、東京佼成ウインドオーケストラ
この曲、漱石とは何の関係もないんですが、これほどピッタリの曲もありません。詳細は、放送をお聴き下さい。

(5)プロセルピナの庭 アルフレッド・リード作曲
アルフレッド・リード指揮、大阪市音楽団
漱石が愛好し、日本に初めて紹介した詩人、スウィンバーンの詩をもとにした吹奏楽オリジナル曲です。リードもスウィンバーンが大好きでした。

(6)    春の猟犬  アルフレッド・リード作曲
鈴木孝佳指揮、タッド・ウインドシンフォニー
これもスウィンバーンの詩による曲です。そして漱石は、この本を買い込んで、線引きしたりして、大研究していました。漱石とリードが、時を超えて対話しているような気になります。

【クロージング】フィリップ・スパーク《センチュリオン》

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