■世界最高峰のブラスバンドによる、ゴージャスなクリスマス・アルバムが登場!「ブラック・ダイク~アイ・ハード・ザ・ベルズ・オン・クリスマス・デイ」

2016年は秋に26年ぶり3度目の日本公演を行ない、ファンに鮮烈な印象をのこしていったが、これは、その同じ年の5月、6月にブラック・ダイクが準本拠として使っているウェスト・ヨークシャー州リーズのモーリー・タウン・ホールで収録されたアルバムだ。

プレイヤー・リストをチェックすると、若干名のコルネット、ソロ・テナーホーン、Bbバスに入れ替わりがあるが、ほぼ2016年来日時メンバーによるレコーディングと言っていい!!

アレンジャーには、ブラック・ダイクの1990年来日メンバーで名テナーホーン奏者として鳴らしたサンディー・スミス、ブラスバンドの本場である英ヨークシャー地方で作編曲家として活躍するハワード・ローリマン、アメリカのジャズ・シーンで活躍しながらも、イギリスのGUSバンドを聴いてすっかりブラスバンドの魅力にはまってしまったマーク・フリーフなど、個性あふれるベテランを起用!

『リトル・ドラマー・ボーイ』『天使のキャロル』『ともしびのキャロル』『御使い(みつかい)うたいて』『柊(ひいやぎ)かざろう』など、クリスマス・シーンにおなじみのメロディーがバラエティにとんだアレンジで愉しめる!

しかし、クリスマス・キャロルを聖歌のように演奏するだけのアルバムに終わっていないところが、いかにもブラック・ダイク!

リチャード・A・ダグラス編の『久しく待ちにし主よとく来たりて』は、中でもとくに聴きもので、変化に富んだアレンジは、聴くものをグイグイ惹きつける!

ブラック・ダイクもノリノリで、テクニカルな部分でも淀みがない!

スター・プレイヤーのソロも随所に光る!

かつてフリーランスのトランペット奏者としても活躍したリチャード・マーシャルがソロをとったレイモンド・スコットの『トイ・トランペット(おもちゃのラッパ)』は、コルネットながらジャジーなノリが愉しい。

つづくジェームズ・スコット・スキナーの『フォーレスの子守唄』の冒頭部でも、クレジットこそないが、マーシャルの甘いソロがすばらしい! 前曲とは違い、ブリティッシュのコルネットの魅力全開だ!

おなじみの『サンタ・クロースがやってくる』では、ハリー・カニンガムのEbバスと、ジョナサン・べイツ、ヘレン・ヴァーリー、アリソン・チャイルズのテナーホーン・トリオがソロイストとしてフィーチャーされ、音域の異なる楽器の掛け合いが光る! 実際のステージでは、拍手喝采間違いなしのアレンジだ!

鈴の音にのって軽快に演奏されるリヒャルト・アイレンベルクの『ペテルブルクの橇(そり)の旅』の後、ブラック・ダイクのホーン族やコルネット群がフィーチャーされていく『きよしこの夜』のハートフルなサウンドで、アルバムは美しくフィニッシュ!!

クリスマス・シーズンには、ブラスバンドのサウンドがよく似合う!

世界最高峰のブラスバンドによる、とてもゴージャスなクリスマス・アルバムだ!!

■ブラック・ダイク~アイ・ハード・ザ・ベルズ・オン・クリスマス・デイ

I heard The Bells On Christmas Day
Black Dyke Band

【収録曲】

  1. リトル・ドラマー・ボーイ/キャサリン・デイヴィス (arr. マーク・フリーフ) 【4:11】
    The Little Drummer Boy/Katherine Kennicott Davis (arr. Mark Freeh)

  2. 2つのキャロルのファンタジー/伝承曲 (arr. マーク・フリーフ) 【6:30】
    Fantasy on Two Carols/Traditional (arr. Mark Freeh)

3, スピリット・オブ・ザ・シーズン/伝承曲 (arr. サンディー・スミス) 【5:50】
The Spirit of the Season/Traditional (arr. Sandy Smith)

  1. 天使のキャロル/ジョン・ルター (arr.ハワード・ローリマン) 【3:27】
    The Angels’ Carol/John Rutter (arr. Howard Lorriman)

  2. ジングルベル/ジェームズ・ピアポント (arr. ハワード・ローリマン) 【1:53】
    Jingle Bells/James Pierpont (arr. Howard Lorriman)

  3. 久しく待ちにし主よとく来たりて/伝承曲 (arr. リチャード・A・ダグラス) 【4:22】
    O Come, O Come, Emmanuel/Traditional (arr. Richard A. Douglas)

  4. ともしびのキャロル/ジョン・ルター (arr. ハワード・ローリマン) 【3:28】
    Candlelight Carol/John Rutter (arr. Howard Lorriman)

  5. ザッツ・ザ・スピリット!/伝承曲 (arr. サンディー・スミス) 【3:59】
    That’s the Spirit!/Traditional (arr. Sandy Smith)

  6. 御使い(みつかい)うたいて/伝承曲 (arr. マーク・フリーフ) 【2:29】
    What Child is This?/Traditional (arr. Mark Freeh)

  7. トイ・トランペット(おもちゃのラッパ)/レイモンド・スコット (arr. マーク・フリーフ) 【3:32】
    The Toy Trumpet/Raymond Scott (arr. Mark Freeh)
    コルネット(Cornet):リチャード・マーシャル(Richard Marshall)

  8. フォーレスの子守唄/ジェームズ・スコット・スキナー (arr. サンディー・スミス) 【3:40】
    The Forres Cradle Song/James Scott Skinner (arr. Sandy Smith)

  9. おもちゃの兵隊の行進/レオン・イエッセル (arr. マーク・フリーフ) 【2:52】
    Parade of the Wooden Soldiers/Leon Jessel (arr. Mark Freeh)

  10. クリスマス・ララバイ/ジョン・ルター (arr. ハワード・ローリマン) 【3:01】
    Christmas Lullaby/John Rutter (arr. Howard Lorriman)

  11. サンタ・クロースがやってくる/オークリー・ホールドマン (arr. マーク・フリーフ ) 【2:36】
    Here Comes Santa Claus/Oakley Haldeman (arr. Mark Freeh)
    Ebバス(Eb Bass):ハリー・カニンガム(Harry Cunningham)
    テナーホーン(Tenor Horns):ジョナサン・べイツ(Jonathan Bates)
    テナーホーン(Tenor Horns):ヘレン・ヴァーリー(Helen Varley)
    テナーホーン(Tenor Horns):アリソン・チャイルズ(Alison Childs)

  12. アイ・ハード・ザ・ベルズ・オン・クリスマス・デイ(クリスマスの鐘をきいて)
    /ジョン・B・コーキン、ヘンリー・ロングフェロー (arr. マーク・フリーフ) 【2:30】
    I Heard the Bells on Christmas Day/John B. Calkin & Henry W. Longfellow (arr. Mark Freeh)

16. 柊(ひいやぎ)かざろう/伝承曲 (arr. ジャック・アーノルド / trans. マーク・フリーフ) 【2:31】
Deck the Halls/Traditional (arr. Jack Arnold trs. Mark Freeh)

  1. ペテルブルクの橇の旅/リヒャルト・アイレンベルク (arr. サンディー・スミス) 【2:45】
    Petersburger Schlittenfahrt/Richard Eilenberg (arr. Sandy Smith)

  2. きよしこの夜/フランツ・クサーヴァー・グルーバー (arr. ハワード・ローリマン) 【3:16】
    Silent Night/Franz Xaver Gruber (arr. Howard Lorriman)

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