■2016年夏に「数量限定」販売されたCD「ブラック・ダイク・チーム・ガール」がBPショップに登場!

「ダイクの前にダイクなし、ダイクの後にダイクなし」と謳われるイングランドの名門ブラスバンド“ブラック・ダイク”!

2016年10~11月、26年ぶり3度目の来日が実現したが、実は同じ年の夏、このバンドの女性奏者たちが“ブラック・ダイク・チーム・ガール”として来日!

7月24日、兵庫県川西市のみつなかホールで開催された女性だけのブラスバンド“金管合奏団 三毛猫”のコンサートで共演するなど、バンド本体の来日を前に、関西地区で精力的な活動を行った!

しかし、その後来日したブラック・ダイク・バンドのツアーでは、過去に大成功を収めた関西での公演がまったくなかったのは、どう考えても大きな謎!? 西日本で唯一公演があった四国・松山の地に、『なんでやねん!』の声が響き渡っていたのも当然か!

それはさておき、ブラック・ダイクには、2016年、9人の女性奏者が在籍。この内、7月に来日したのは、キャスリーン・ガスポス(コルネット)、ヴィクトリア・ケネディ(コルネット)、ヘレン・ヴァーレイ(テナーホーン)、アリソン・チャイルズ(テナーホーン)、カトリーナ・マーゼラ(バリトン)、アンドレア・プライス(パーカッション)、ゲストにレベッカ・チャイルズ(バリトン)を加えた7人だった。

ゲストのレベッカは、実はブラック・ダイクの音楽監督ニコラス・チャイルズとその妻でテナーホーン奏者のアリソン・チャイルズの愛娘。“ベッキー”の愛称で呼ばれ、シティ・オブ・ブラッドフォード・ブラス・バンドで活躍するバリトン奏者だ。

そのものズバリ、「ブラック・ダイク・チーム・ガール」と題するこの自主制作CD-Rは、この関西ツアーのために限定数製造された来日記念盤だ!!

録音は、2016年5月、かつてこのバンドのスポンサーだった“ジョン・フォスター&サン社”の工場跡で、現在は記念館として保存活用されている“ブラック・ダイク・ミルズ”で行われたが、録音を元ソプラノ・コルネット奏者ポール・ダフィが担当し、プリンシパル・コルネット奏者リチャード・マーシャルとロイヤル・アームド・コー・バンドのユーフォニアム奏者プレンデン・ウィーラーが交代で指揮をつとめるなど、なかなかアットホームな作り。ウィーラーは、実はカトリーナ・マーゼラのご主人だったりする。

というわけで、手作り感満載のアルバムだが、さすがはブラック・ダイクのレディーたち。ソロ、デュエット、カルテットなど、つぎつぎとスタイルを変えていくプログラムは、とても愉しい!

フリューゲルホーンのゾーイ・ハンコックによる『スカーレット・リボンズ(真っ赤なリボン)』やバリトンのカトリーナ・マーゼラによる『ナポリ』というおなじみのソロイストのパフォーマンスだけでなく、コルネットのキャスリーン・ガスポスによる『ベルズ・オブ・ぺオーヴァー』、ヴィクトリア・ケネディによる『赤とんぼ』、テナーホーンのヘレン・ヴァーリーによる『チェロ協奏曲』フィナーレのように、バンド本体のコンサートでは聴く機会が少ないプレイヤーのソロにも、思わずハッとさせられる!!

録音テクニックを駆使したアリソン&レベッカの母娘デュオ『花のデュエット』やテナーホーン&バリトン・カルテットによる『小さな祈り』は、とくに愛情が込められたレパートリーだ。

日本向けに『赤とんぼ』『浜辺の歌』が入っているのも嬉しくなるが、ブックレットのクレジットでは“日本伝承曲(即ち、日本民謡)”と印刷されているのは、ちとご愛嬌!

アルバム全篇を通じて、エンターテイメントに徹した演奏スタイルは、広くブラスバンド・ファンの支持を得るだろう。

ブラック・ダイクのサポーターには、堪えられない完全限定アルバムだ!

■ブラック・ダイク・チーム・ガール
Black Dyke Team Girl

【収録曲】

  1. ファンファーレ&フローリッシュ/ジェームズ・カーナウ 【2:12】
    Fanfare & Flourishes/James Curnow

  2. ア・ナイチンゲール・サング・イン・バークリー・スクエア
    / マニング・シャーウィン、エリック・マシュウィツ (arr. ロバーツ)
    【5:21】
    A Nightingale Sang in Berkeley Square/Manning Sherwin、Eric Maschwitz (arr. Roberts)

  3. ベルズ・オブ・ぺオーヴァー/フィリップ・ドゥ 【3:03】
    The Bells of Peover/Philip Doe
    コルネット(Cornet):キャスリーン・ガスポス(Kathleen Gaspoz)

  4. ファンク・イット・アップ/アラン・ファーニー 【2:19】
    Funk It Up/Alan Fernie

5. スカーレット・リボンズ(真っ赤なリボン)
/ジャック・シーガル、エヴリン・ダンジグ (arr. アンドルー・ダンカン)
【3:14】
Scarlet Ribbons/Jack Seagal、Evelyn Danzing (arr. Andrew Duncan)
フリューゲルホーン(Flugel Horn):ゾーイ・ハンコック(Zoe Hancock)

  1. ゼア・イズ・ア・フラワー(球根の中には)/ジョン・ラター (arr. ロウレス) 【3:32】
    There is a Flower/John Rutter (arr. Lawless)

  2. ナポリ/ヘルマン・ペルステッド 【5:28】
    Napoli/Herman Bellstedt
    バリトン(Baritione):カトリーナ・マーゼラ(Katrina Marzella)

  3. 赤とんぼ/山田耕作 (arr. ケネディ) 【3:07】
    Aka-Tonbo/Kosaku Yamada (arr. Kennedy)

9. 「チェロ協奏曲」から“フィナーレ”/フランツ・ヨーゼフ・ハイドン (arr. レイ・ファー、ロウレス) 【4:22】
Finale from Haydon’s Cello Concerto/Franz Joseph Haydn (arr. Ray Farr、Lawless)
テナーホーン(Tenor Horn):ヘレン・ヴァーリー(Helen Varley)

10. 「ライオン・キング」から/エルトン・ジョン、ティム・ライス (arr. ライド・ギリエ) 【5:26】
Music from “The Lion King”/Elton John、Tim Rice (arr. Reid Gilje)

  1. 浜辺の歌/成田為三 (arr. プライス) 【3:35】
    Hamabe no Uta/Tamezo Narita (arr. Price)
    コルネット(Cornet):ヴィクトリア・ケネディ(Victoria Kennedy)

  2. ペニー・レイン/ジョン・レノン&ポール・マッカートニー (arr. イアン・ジョーンズ) 【2:10】
    Penny Lane/John Lennon & Paul McCartney (arr. Ian Jones)

  3. 花のデュエット/レオ・ドリーブ (arr. チャイルズ) 【4:08】
    Flower Duet/Leo Deliebes (arr. Childs)
    テナーホーン(Tenor Horn):アリソン・チャイルズ(Alison Childs)
    バリトン(Baritone):レベッカ・チャイルズ(Rebecca Childs)

  4. アベマリア/ヨハン・セバスティアン・バッハ、シャルル・グノー  【2:57】
    Ave Maria/Johann Sebastian Bach、Charles Gounod
    ヴィブラフォン(Vibraphone):ポーラ・オマリー(Paula O’Malley)
    バリトン(Baritione):カトリーナ・マーゼラ(Katrina Marzella)

  5. アナと雪の女王/ロバート・ロペス、クリスティン・アンダーソン=ロペス 【5:45】
    Frozen!/Robert Lopez、Kristen Anderson-Lopez

  6. 小さな祈り/エヴリン・グレニー (arr. カトリーナ・マーゼラ) 【2:26】
    A Little Prayer/Evelyn Glennie (arr. Katrina Marzella)
    テナーホーン(Tenor Horn):ヘレン・ヴァーリー(Helen Varley)
    テナーホーン(Tenor Horn):アリソン・チャイルズ(Alison Childs)
    バリトン(Baritione):カトリーナ・マーゼラ(Katrina Marzella)
    バリトン(Baritone):レベッカ・チャイルズ(Rebecca Childs)

  7. ラッパ手の休日/ルロイ・アンダーソン (arr. デヴィッド・ボールドウィン) 【2:24】
    Bugler’s Holiday/Leroy Anderson (arr. David Baldwin)

【このCDをBPショップでチェックする】
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-4122/

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