【コラム】富樫鉄火のグル新 第251回 《ブリュッセル・レクイエム》

 今年も、東京都高等学校吹奏楽コンクール(いわゆる“都大会の予選”)のA組に4日間通って、全67団体の演奏をすべて聴いた(コンクール全体では、のべ286団体が出場)。
 今年のA組は、ベルト・アッペルモント作曲《ブリュッセル・レクイエム》が大人気だった。4団体が演奏し、そのうち3団体が代表金賞を獲得して、都大会(全国大会予選)に進んだ(東海大学菅生高校、駒澤大学高校、都立墨田川高校/念のため、都大会の高校の部には計12団体が出場する)。

 《ブリュッセル・レクイエム》は、ベルギーの人気作曲家、ベルト・アッペルモント(1973~)が、オーストリアのBrass Band Oberosterreichの委嘱で作曲した「ブラスバンド」曲が原曲である。2017年4月に全欧ブラスバンド選手権で初演された。その後、吹奏楽版やファンファーレ・バンド版も出版された。約16~17分の曲だ(日本のコンクールでは演奏時間規定がもっと短いので、7分前後で抜粋演奏される)。
 ブラスバンド曲の吹奏楽版は、難曲が多い。ピーター・グレイアムの《ハリソンの夢》《メトロポリス1927》、フィリップ・スパーク《ドラゴンの年》《オリエント急行》《陽はまた昇る》……すべてブラスバンド原曲である。全英/全欧ブラスバンド選手権などの最上級部門の課題曲や自由曲として作曲されたものも多い。

 曲のモチーフは、2016年3月22日に発生した、ブリュッセル連続テロ事件である。

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■樋口幸弘のウィンド交友録~バック・ステージのひとり言 第95話 ナショナル・バンド・オブ・ニュージーランド来日

▲LP – The National Band of New Zealand at Expo’70(ニュージランドWorld Record Club、SLZ 8318)

▲SLZ 8318 – A面レーベル

▲SLZ 8318 – B面レーベル

1970年(昭和45年)は、気分が高揚するとてもハッピーな一年だった。

大阪・千里丘陵で開催された“日本万国博覧会”で、プロ、アマを問わず、地元バンドがホスト役となって大活躍し、世界各国から続々とバンドが来演したからだ!

そのときの気分をネイティブ語で言い換えるなら、“めっちゃ、おもろい!”

これを東京弁に翻訳すると、おそらく“信じられないぐらい愉しい!”とか“とっても面白い!”が交じり合ったちょうどその中間あたりのニュアンスになるんだろうが、それはともかく、この万国博では、吹奏楽が吹奏楽らしく躍動する役割を担っていた。

月刊誌「バンドジャーナル」(音楽之友社)も、東京発の全国誌としては例外的に思えるほど、この関西発ローカル・ネタに大きくページを割いていた。中でも、普段は聴くことがない海外からの来演バンドのニュースは新鮮に響いた。

そして、最寄りの大阪市営地下鉄御堂筋線「心斎橋」駅から電車に乗りさえすれば、会場入り口の北大阪急行電鉄「万博中央口」駅まで直通運転で一直線という、我が家の地の利の良さ、これがよくなかった。

世界のバンド三昧の始まりである!

世間では、アポロ12号が持ち帰った“月の石”が話題となった“アメリカ館”や、宇宙船が展示された“ソビエト館”のパビリオンが人気を集めていたが、筆者は、もっぱらナマのバンドのパフォーマンスを聴くために万博に向かった。(もちろん、米ソ両パビリオンにもそのついでに入場したが….。)

大阪音楽大学教授の木村寛仁さんとの雑談の中でこの話題で盛り上がったことがある。そのとき、氏は『ボクは7回行きました。』と言われていたが、筆者はいったい何度会場に足を運んだのだろうか!それは、もう記憶には残らないほどの数になっていたはずだ。

しかし、新聞、テレビ、口コミなど、いろいろな情報ソースをよりどころに、せっせと万博会場に向かっていた自分がいたことだけは覚えている。

とは言いながらも、万博会場では多種多彩な催しが同時進行的に行なわれた。その日になって、現場で突然決まる演奏や曲目もあり、当然、見逃しや聴き逃しもあった。

そんなとき、「バンドジャーナル」1970年8月号から11月号まで短期連載された伊藤信雄さんの「万博だより ── お祭り広場で活躍する世界のバンド」や関連インタビュー、グラビアが本当に役に立った。

また、博覧会閉幕後の座談会記事「万国博を終えて」(同、1970年11月号)も、当時の現場の空気や感想を活字で残すことになった。

座談会の出席者は、麻 正保(日本万国博覧会事業第一課長)、渡辺武雄(日本万国博覧会プロデューサー)、鈴木竹男(阪急少年音楽隊隊長)、松平正守(池田市立呉服小学校教頭)、松岡楽男(報徳学園教諭)の各氏。

座談会の中身も、関西らしく、いろいろな感想が自由に飛び交う様子がおもしろいが、その中で、現場を仕切った麻さんの口から出たつぎの発言が博覧会サイドの吹奏楽に寄せる期待を知る上でひじょうに印象に残る。

『お祭り広場は、アマチュアが参加するというのがたてまえでございます。これだけの広い空間を埋めていく人数的なことと、音ですね。それとの両方の調和、それには吹奏楽の演奏とパレードがぴったりくると考えたわけです。』(原文ママ)

兵庫県の西宮球場で催されていた「2000人の吹奏楽」の内容も何故かよく知っていた博覧会側のこの着想が、3月14日(土)の開会式から9月13日(日)の閉会式に至る博覧会期間中、吹奏楽が前面に出て活躍する原点となった。

そして、前記座談会メンバーのほか、開催前年の1969年まで全日本吹奏楽連盟理事長だった朝比奈 隆さんや作曲家の大栗 裕さん、大阪市音楽団長の辻井市太郎さん、大阪府音楽団指揮者の井町 昭さん、後に大阪音楽大学学長になった西岡信雄さんら、関西の音楽界全体が、オモテになりウラとなって催しを盛り上げたのは、周知のとおりだ。

このエネルギーが、各国のナショナルデーにも、イタリアのローマ・カラビニエーリ吹奏楽団(Banda dell’Arma di Carabinieri di Roma)やイギリスのスコッツ・ガーズ・バンド(The Band of the Scots Guards)など、演奏者の人数や楽器編成にもお国柄を感じさせる多種多彩なバンドの来演を実現させる原動力となった。

そんな来日バンドの中にあって、7月8日(水)のニュージーランド・ナショナルデーに来演した“ナショナル・バンド・オブ・ニュージーランド(National Band of New Zealand)”も忘れられないバンドの1つだ。

“太陽の中のキーウィ”と題されたこのショーは、ニュージーランド放送が一年前から企画を練ったもので、総出演者数は270名。“ナショナル・バンド”は、音楽監督エルガー・クレイトン(Elgar Clayton)ほか、バンドマスターを含めた57名のフルメンバーで登場し、マーチングとコンサートを披露した。

この“ナショナル・バンド”が組織されたのは1953年。ニュージーランド国内の50のバンドからオーディションで選抜されたメンバーで構成され、世界各国へ派遣されるなど、ニュージーランドを代表するブラスバンドとして世界的に知られる存在だ。レコードも、本国以外でも、アメリカ、イギリスなどでリリースされていた。

日本万国博覧会への来演は、ロシア、イギリス、オランダ、カナダ、アメリカを含む4ヶ月にわたる世界演奏旅行の一環として実現したもので、演奏旅行中に実に175回のコンサートやディスプレイが行なわれたことが記録に残っている。

関東方面での演奏がなかったためか、東京のブラスバンド関係者にもほとんど知られていないが、これが日本で初めてナマで響いた海外のブラスバンドのサウンドだった。

木管が入った吹奏楽の音しか知らなかった者にとって、サクソルン族の金管楽器を中心に編成させるナマの“ブラスバンド”のサウンドは、正しく“未知との遭遇”!

筆者に、大きく目を開かせることになった瞬間だった!

「バンドジャーナル」1970年10月号のグラビアのほか、万国博でのパフォーマンスの一部は、ニュージーランド・ナショナル・フィルム・ユニット(New Zealand National Fim Unit)が制作した短篇記録映画「THIS IS EXPO」(公開:1971年)に収録され、今でもネットを通じてニュージランドのフィルム・アーカイブから見ることができる。

その溌剌とした姿とハートに響くサウンドを聴く度に思う。

すばらしいかな、ナショナル・バンド!

▲LP – The National Band of New Zealand(英Great Bands、GBS 1012)

▲GBS 1012 – A面レーベル

▲GBS 1012 – B面レーベル

▲LP – Colonel Bogey on Parade(ニュージーランドSalem、XPS 5043)

▲XPS 5043 – A面レーベル

▲XPS 5043 – B面レーベル

▲LP – Polished Brass(米Orion、ORS 80932)

▲ORS 80932 – A面レーベル

▲ORS 80932 – B面レーベル

▲「バンドジャーナル」1970年10月号(管楽研究会編、音楽之友社)

▲「バンドジャーナル」1970年11月号(管楽研究会編、音楽之友社)

■CD「アメリカ海兵隊バンド ライブ・イン・ジャパン」が発売

「大統領直属」のバンド、アメリカ海兵隊バンドが2019年5月に来日、「日本吹奏楽指導者クリニック」50周年を記念して浜松アクトシティ大ホールで行われた特別コンサートを完全収録したライブ盤がカフア・レコードより発売。

収録曲など詳細は以下のとおり。日本中からバンドクリニックに集まった吹奏楽指導者たちを驚愕させた、アメリカ海兵隊バンドの実力を、ぜひその耳で体験しよう!

■アメリカ海兵隊バンド ライブ・イン・ジャパン
“The President’s Own”United States Marine Band
Live in Japan
https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/cd-4525/

【データ】

・演奏団体:アメリカ海兵隊バンド(“The President’s Own” United States Marine Band)
・指揮 : ジェイソン・K・フェティッグ(Colonel Jason K. Fettig )/ライアン・J・ノーリン(Captain Ryan J. Nowlin)
・客演指揮 : 小澤俊朗
・ユーフォニアム : マーク・ジェンキンス(Euph:MGySgt Mark Jenkins)
・メゾ・ソプラノ : サラ・シェフィールド(Mezzo-Soprano : GySgt Sara Sheffield)
・収録:第50回日本吹奏楽指導者クリニック 50周年記念スペシャルコンサート、2019年5月17日 アクトシティ浜松 大ホールにてライブ収録
・発売元:CAFUA
・発売年:2019年

【収録曲】

【Disc 1】

  1. オープニング ~ 国歌(アメリカ・日本)
    Opening ~ National Anthem (United States of America & Japan)
  2. 行進曲「ゴールデン・ジュビリー」/ジョン・フィリップ・スーザ
    March, “Golden Jubilee”/John Philip Sousa
  3. ファンファーレ「フォー・ザ・プレジデンツ・オウン」/ジョン・ウィリアムズ
    Fanfare, “For ‘The President’s Own'”John Williams
  4. イロァ・イロァ/ケヴィン・ヴァルツィック
    Eloi, Eloi/Kevin Walczyk
  5. 春の日の花と輝く/シモーネ・マンティア(arr.ヘンリー・ハウイー)
    Believe Me If All Those Endearing Young Charms/Simone Mantia/rev. Henry Howey
  6. ダニー・ボーイ/アイルランド民謡
    Danny Boy/Irish Traditional Song
  7. 吹奏楽のための交響詩「ぐるりよざ」より 第3楽章「祭り」/伊藤康英
    III.”Dies Festus” from GLORIOSA Symphonic Poem for Band
  8. 行進曲「忠誠」/ジョン・フィリップ・スーザ
    March, “Semper Fidelis”/John Philip Sousa

【Disc 2】

  1. 祝典序曲 作品96/ドミトリ・ショスタコーヴィチ(arr.ドナルド・ハンスバーガー)
    Festive Overture, Opus 96/Dmitri Shostakovich/trans. Donald Hunsberger
  2. 「ユーソニアン住宅」より/マイケル・ジルバートソン(世界初演)
    Usonian Dwellings/Michael Gilbertson
    II.タリアセン・ウェスト Taliesin West
    III.落水荘 Fallingwater
  3. アイ・ガット・リズム(「ガール・クレイジー」より)/作詞:アイラ・ガーシュウィン/作曲:ジョージ・ガーシュウィン(arr.スコット・ニンマー)
    “I Got Rhythm” from Girl Crazy/Ira Gershwin/George Gershwin/arr. SSgt Scott Ninmer
  4. サマータイム(「ポーギーとベス」より)/ジョージ・ガーシュウィン
    “Summertime” from Porgy and Bess/George Gershwin
  5. 行進曲「海を越える握手」/ジョン・フィリップ・スーザ
    March, “Hands Across the Sea”/John Philip Sousa
  6. 「交響曲第3番」よりフィナーレ(第4楽章)/アーロン・コープランド(arr.ドナルド・パターソン)
    Finale (4th Movement) from Symphony No.3/Aaron Copland/tran. MGySgt Donald Patterson
  7. もののけ姫/久石 譲
    Princess Mononoke
  8. 行進曲「星条旗よ永遠なれ」/ジョン・フィリップ・スーザ
    March, “Stars and Stripes Forever”/John Philip Sousa
  9. ヤンキー・ドゥードゥル/モートン・グールド
    Yankee Doodle/Morton Gould

【このCDをBPショップでチェックする】
https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/cd-4525/

■イングリッシュ・ヘリテージ~ジョージ・ロイド作品集(演奏:ブラック・ダイク・ミルズ・バンド)CD-R / アメリカ・プレス盤

1991年7月5~6日、ウェストヨークシャーのデューズバリー・タウン・ホールで、キング指揮、ブラック・ダイク・ミルズによって録音されたイギリスの作曲家ジョージ・ロイド(1913~1998)のブラスバンド作品集。

ロイドは、交響曲、オペラ、管弦楽、室内楽、合唱曲まで幅広いジャンルで活躍したが、「低音主題によるディヴァージョンズ」や「イングリッシュ・ヘリテージ」など、ブラスバンドのフィールドにも名作を残した。ウィンド・バンド(吹奏楽)のために書いた「アーデンの森」は、日本でも知られる。

大成功に終わった1990年の2度目の来日ツアー翌年の録音で、録音メンバーにも、ロジャー・ウェブスター(プリンシパル・コルネット)、ナイジェル・フィールディング(ソプラノ・コルネット)、リー・リッグ(リピアノ・コルネット)、サンディー・スミス(テナーホーン)、ピーター・クリスチャン(バリトン)、モーガン・グリフィス(ユーフォニアム)、ノーマン・ロウ(トロンボーン)、フィリップ・グッドウィン(Ebバス)ら、日本を沸かせたプレイヤーの名が見られる。間違いなく当時のサウンドがする。

後にヨークシャー・ビルディング・ソサエティ(YBS)で大ブレークするキングが、ブラック・ダイクのプロフェッショナル・コンダクターをつとめたのは、1989年から1992年のわずかな期間だったので、これはレアな1枚だといえる。

オリジナルのイギリス・プレスのほか、アメリカ・プレスがあり、外装からの見分け方は、ジャケット上のAlbanyの商標の色が英盤が白、米盤は青であること。国やプレスが違うと音だけでなく、ジャケットも違い、なかなか面白い。米盤は、途中からCD-Rに変わった。

こちらは、商標が青のアメリカ盤だ。メーカー正規盤のCD-Rで、レーベル盤面も、きちんと製版・印刷がなされている。

【ブラック・ダイク・ミルズ・バンド】
ルーツは、1816年、ヨークシャーのクィーンズヘッド(現クィーンズバリー)の村に誕生した木管、金管、打楽器からなるウィンド・バンド(吹奏楽団)。しかし、存続問題が起こり、1837にクィーンズヘッド・バンドとして再出発。1855年、この村のバンドでフレンチ・ホルンを吹いていたジョン・フォスター&サン社の社長ジョン・フォスターが、メンバーをそっくり社員とし、新しい楽器とユニフォームを買い与えて今日のブラス・バンド編成とする。以降、ブラック・ダイク・ミルズ・バンドの名で活動。全英選手権、全英オープン選手権、ヨーロピアン選手権等における輝かしい優勝記録は、他の追随を許さず、「最も成功したバンド」としてギネス・ブックに登録される。SPレコードの時代から現在のCD、DVDなどの商業録音アイテムの数は350を超え、バンドとして世界一を誇る。1984年を皮切りに、1990年、2016年、2017年の計4度来日公演を行った。ジョン・フォスター&サンを離れた現在は、ブラック・ダイク・バンドの名で活動している。

■イングリッシュ・ヘリテージ~ジョージ・ロイド作品集
演奏:ブラック・ダイク・ミルズ・バンド

English Heritage and Other Music for Brass
John Foster Black Dyke Mills Band
【CD-R / アメリカ・プレス】
https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/cd-4524/

【データ】

・演奏:ブラック・ダイク・ミルズ・バンド (John Foster Black Dyke Mills Band)
・指揮者:デヴィッド・ キング(David King)
・録音:1991年7月5~6日、Dewsbury Town Hall,(U.K.)
・発売元:米アルバニー (Albany USA)
・発売年:1991年

【収録曲】

【作曲(全曲)】:ジョージ・ロイド(George Lloyd)

  1. ロイヤル・パークス 【13:58】
    Royal Parks
    I) 夜明けの飛行 Dawn Flight 【4:18】
    II)イン・メモリアム In Memorium 【5:46】
    III)ホリデーズ Holidays 【3:54】
  2. 低音主題によるディヴァージョンズ 【11:22】
    Diversions on Bass Theme
  3. 夕べの歌  【11:41】
    Evening Song
  4. 英国軍艦トリニダード号のマーチ 【5:34】
    H.M.S. Trinidad March
  5. イングリッシュ・ヘリテージ  【16:55】
    English Heritage

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https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/cd-4524/

■トーナメント・フォー・ブラス(演奏:ウィリアムズ・フェアリー・バンド)

イングランドの代表的ブラスバンド“フェアリー”が、1987、1989、1990にグラスメア・レーベルにレコーディングした大ヒット・アルバムからのコンピレーション・アルバム!

プロデューサーは、1960年代からEMIでプロデューサーとして活躍し、作曲家としても知られたボブ・バラット(Bob Barratt、1938~2004)で、ブラスバンドの魅力を知り尽くした人の録音だけに、とにかくサウンドがすばらしい!!

指揮は、ロイ・ニューサム、アラン・ロートン、ピーター・パークスという、ブラスバンドのレジェンドたちが勢ぞろい!

ジャケット写真には、パークスの指揮のもと、“全英”“全英オープン”“ヨーロピアン”の3大選手権のトリプル・チャンピオンに輝いた当時のものが使われているが、そこに写っている顔をよく見ると、パークスを慕ってブラック・ダイクからフェアリーに移籍したプレイヤーがこんなにもいたのかと正直驚かされる!

正しく“ブラック・フェアリー”と呼ばれた当時の写真だ!

ショーン・クロウザー(Ebバス)の『カーニヴァル・フォー・ブラス』、アラン・ウィッチャリー(ソプラノ・コルネット)とグレイアム・ショウ(フリューゲルホーン)がデュエットをとった『ピエ・イエズ』、スティーブン・ウォークリー(トロンボーン)の『スウィング・ロウ、スウィング・シャリオ』など、全篇に散りばめられたソロイストのパフォーマンスもすぱらしい!!

アッという間に市場から姿を消したのも頷けるアルバムだ!

【フェアリー・バンド(ウィリアムズ=フェアリー・エンジニアリング・バンド)】  
1937年、イングランドのストックポートにあるフェアリー航空機工場の労働者によってフェアリー・アヴィエーション・バンドの名で誕生し、“フェアリー”の愛称で英国民に親しまれている名門ブラスバンド。1935~1970年、有名なオーケストラ・トランペット奏者ハリー・モーティマーが指揮者をつとめ、同じくモーティマーが指揮者をつとめたフォーデンズ、モーリスの両バンドとともに、ブラス・オーケストラ“メン・オー・ブラス”の一翼を担って数多くのレコーディング、放送を行った。1977年、スポンサーの変更によりバンド名をフェアリー・エンジニアリング・バンドに変更。その後も、ウィリアムズ=フェアリー・エンジニアリング・バンド(1986~2000)、ウィリアムズ=フェアリー・バンド(2000~2003)、フェアリー・FP・ミュージック・バンド(2003~2004)、フェアリー・バンド(2004~2009)、フェアリー・ジニーヴァ・バンド(2009~2010)とバンド名はたびたび変更され、2011年からは再びフェアリー・バンドの名で活躍が続いている。

■トーナメント・フォー・ブラス
演奏:ウィリアムズ・フェアリー・バンド

Tournament for Brass
Williams Fairey Band
https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/cd-4520/

【データ】

・演奏:ウィリアムズ・フェアリー・バンド (Williams Fairey Band)
・指揮:ロイ・ニューサム(Roy Newsome)3、5、6、7、18 / アラン・ロートン(Alan Lawton) 1、2、10、13、14、16 / ピーター・パークス(Major Peter Parkes)12、15 / 不詳(ロイ・ニューサム or アラン・ロートン)4、8、9、11、17、19
・録音:1987年、Strawberry Studios, Stockport (U.K.) / 1989年、1990年、Studio 7, New Broadcasting House, BBC North West, Manchester (U.K.)
・発売元:ペガサス (Pegasus)
・発売年:2004年

【収録曲】

  1. バリーキャッスル・ベイ/ボブ・バラット & エドリッチ・シーバート【2:18】
    Ballycastle Bay/Bob Barratt & Edrich Siebert
  2. ブレナム・フローリッシュ/ジェームズ・カーナウ【3:16】
    Blenheim Flourishes/James Curnow
  3. ボヘミアン・ラプソディ/フレディ・マーキュリー(arr. ダーロル・バリー)【6:00】
    Bohemian Rhapsody/Freddie Mercury(arr. Darrol Barry)
  4. カーニヴァル・フォー・ブラス/フレッド・マスクロフト【4:45】
    Carnival for Brass/Fred Muscroft
    Ebバス(Eb Bass):ショーン・クロウザー(Sean Crowther)
  5. スイス民謡によるファンタジー/ロイ・ニューサム【6:01】
    Fantasy on Swiss Airs/Roy Newsome
    ユーフォニアム(Euphonium):イアン・ピーターズ(Ian Peters)
  6. フォーク・フェスティヴァル/ドミトリー・ショスタコーヴィチ (arr. ハワード・スネル)【2:27】
    Folk Festival/Dmitri Shostakovich (arr. Howard Snell)
  7. 管楽のための序曲/フェリックス・メンデルスゾーン(arr. デニス・ライト)【8:17】
    Military Overture/Felix Mendelssohn(arr. Denis Wright)
  8. ピエ・イエズ(“レクイエム”から)/アンドルー・ロイド=ウェバー(arr. J・H・ピアースン)【3:59】
    Pie Jesu(from “Requiem”)/Andrew Lloyd Webber(arr. J. H. Pearson)
    ソプラノ・コルネット(Soprano Cornet):アラン・ウィッチャリー(Alan Wycherley)
    フリューゲルホーン(Flugel Horn):グレイアム・ショウ(Graham Shaw)
  9. 草原のバグパイプ吹き/ボブ・バラット & エドリッチ・シーバート【3:15】
    The Piper in the Meadow/Bob Barratt & Edrich Siebert
  10. プレジデント/ウィリアム・ジャーマン【4:05】
    The President/William German
  11. セレナード/デリック・ブルジョワ 【2:51】
    Serenade/Derek Bourgeois
  12. ボーイズ・イン・ブルー/ボブ・バラット 【2:05】
    The Boys in Blue/Bob Barratt
  13. 剣士の退場/ヘルマン・L・ブランケンブルク 【3:28】
    The Gladiators Farewell/Hermann L. Blankenburg
  14. 枯れ葉/ジョセフ・コズマ(arr. アラン・キャザロール)【4:15】
    Autumn Leaves/Joseph Kosma(arr. Alan Catherall)
  15. 山と湖の国/ヘイミッシュ・マッカン (arr. グリン・ブラッグ)【2:48】
    The Land of the Mountain and the Flood/Hamish MacCunn(arr. Glyn Bragg)
  16. テューバがトラブルに…/ウィリアム・レルトン 【3:49】
    The Trouble With the Tuba Is…/William Relton
    Ebバス(Eb Bass):ショーン・クロウザー(Sean Crowther)
  17. 「スケアクロウとミセス・キング」のテーマ/アーサー・B・ルビンスタイン (arr. スティーヴ・サイクス) 【2:27】
    Theme from ‘Scarecrow & Mrs King’/Arthur B. Rubinstein (arr. Steve Sykes)
  18. トーナメント・フォー・ブラス/エリック・ボール【7:48】
    Tournament for Brass/Eric Ball
  19. スウィング・ロウ、スウィング・シャリオ/伝承曲(arr. ジョン・G・モリッシー)【3:23】
    Swing Low, Sweet Chariot/Traditional(arr. John G. Morrissey)
    トロンボーン(Trombone):スティーブン・ウォークリー(Stephen Walkley)

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https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/cd-4520/

Q:mpからpppになっていく際にイマイチクリアにできないので、どうすればよろしいでしょうか? (房友)

A:前回、ダイナミックは音量だけで考えないようにしてほしいとお話しさせて頂きましたのでこの点はよろしくお願いします。

さて、文面からはメロディーや和声、フレーズの進行などがわからないのですが、各楽器奏者の演奏テクニックでmpからpppの音にしていくことは大切です。その上にバンド全体の音楽的バランスの観点からのデ クレッシェンドとしてお話しします。

デ クレッシェンドした時、バンド全体が萎んだ感じになる。メロディーがすぐに聞こえ(いなく)なる。止まっているように聞こえしまう。バラバラな感じに聞こえしまう。などの経験をしたことがあるかと思います。

そこで、先ずメロディー(ライン)が最後までしっかり聞こえるようにするように工夫してみてください。そのために音量の大きな楽器やインパクトのある音色楽器の順番でデ クレッシェンドのスタートタイミングをずらしてmp→p(pp)にしてみてください。例えば、デ クレッシェンドのスタート順番を打楽器→金管伴奏系→金管メロディー→木管伴奏系→木管メロディーする。など試してみてください。

音楽が生き生きしているように低音がバンドの響きを豊かに保てるように支えてあげてください。

回答:五十嵐 清

■ラストエリクサーウインドオーケストラ LEWO単独野外コンサート@尼崎

11/3(日)開催の第7回演奏会に先立ちまして、LEWO単独野外コンサートの開催が決定致しました!
会場の尼崎中央公園は、第7回演奏会の会場・アルカイックホールのすぐ近く!当日は演奏会のポストカードも配布致しますので、ぜひお越しください♪

*当日は炎天下・酷暑が予想されますので、十分な水分、帽子、周りの方へ配慮しながらの日傘など、熱中症対策をご準備ください

◆日時
2019年9月1日(日)
13:00~
16:00~
※各回30分ほど、2回の公演を予定しております。
※どちらの回も演奏曲目は同じです。
※雨天の場合、当日朝7:00に判断し、中止決定を致します。

団員一同、心よりお待ちしております♪♪

日時 : 2019年9月1日(日) 開場 : 、開演 13:00 
会場 : 兵庫県 阪神尼崎駅前 尼崎中央公園 
交通手段 : 阪神電車「尼崎」駅下車すぐ
http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/map/1000380/1000422/1000866.html
料金 : 入場無料 
曲目 : ・「グランブルーファンタジー」メインテーマ
・ゼルダの伝説 神々のトライフォース
・「ファイナルファンタジー」メインテーマ
・「モンスターハンター」 より 英雄の証 
問合せ :

担当者ラストエリクサーウインドオーケストラ(LEWO)
E-Maillewo.0703@gmail.com
HomePagehttp://lewo.osaka.jp/

■ラ・フェデリッシマ(演奏:ローマ・カラビラニエーリ吹奏楽団)

イタリア・コロンビア(EMI)が1957年にモノラルで録音した「BANDA SEI CARABINIERI DI ROMA」というLPレコード用のマスターから10曲を選び、録音年不詳(おそらく1962年)の“ワルキューレの騎行”を加えたアーカイブ・アルバム。

演奏は、オペラの国イタリアの至宝ローマ・カラビニエーリ吹奏楽団! 指揮は、1947年から1972年まで指揮をとり、1970年に初来日したときの第3代マエストロのドメニコ・ファンティーニだ!

当時の基本編成は、ピッコロ&フルート:4、オーボエ&イングリッシュホルン:4、Abクラリネット:2、Ebクラリネット:2、Bbクラリネット:24、アルト・クラリネット:5、バス・クラリネット:4、Ebコントラバス・クラリネット:1、Bbコントラバス・クラリネット:1、ソプラノ・サクソフォン:2、アルト・サクソフォン:2、テナー・サクソフォン:2、バリトン・サクソフォン:2、バス・サクソフォン:2、コントラバッソ・アド・アンチア(サリュソフォーン等):2、ホルン:5、コルネット:3、Ebトランペット:3、バス・トランペット:2、テナー・トロンボーン:2、バス・トロンボーン:1、コントラバス・トロンボーン:1、Ebビューグル:2、Bbビューグル:4、アルト:3、バリトン:3、小バス:3、Fバス:1、Ebバス:1、Bbバス:3、パーカッション:6。(計:102名)という凄さ! まるで楽器博物館だ!!

かなり古いモノラル録音だが、リスナーは、いきなり冒頭の『イタリア共和国国歌』から、木管の明るく伸びやかなサウンドに圧倒されるだろう。まるで別世界の吹奏楽だ!

得意のオペラものでは、うねるように木管群が迫るワーグナーの『ワルキューレの騎行』がとくにおすすめ。スーザの『星条旗よ永遠なれ』のトリオで、有名なピッコロ・ソロを輝かしいAbクラリネットが受け持っているのも聴き逃せない!

イタリア海軍制式行進曲『ラ・リティラータ』もイタリア・マーチのファンが狂喜乱舞しそうな輝かしい演奏だ!

もし、吹奏楽の世界から“世界遺産”のバンドを選ぶなら真っ先に挙げねばならない、それがこのカラビニエーリだろう!!

■ラ・フェデリッシマ
演奏:ローマ・カラビラニエーリ吹奏楽団

La Fedelissima
Banda dell’Arma dei Carabinieri di Roma
https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/cd-4504/

【データ】

・演奏:ローマ・カラビラニエーリ吹奏楽団(Banda dell’Arma dei Carabinieri di Roma)
・指揮:ドメニコ・ファンティーニ(Domenico Fantini)
・録音(モノラル):1957年、Italia(1~8、10~11)/ 不詳、Italia(9)
・発売元:リプレイ・ミュージック (Replay Music)
・発売年:2006年

【収録曲】

  1. イタリア共和国国歌「マメーリの賛歌(イタリアの兄弟)」/ミケーレ・ノヴァーロ & ゴッフレード・マメーリ(instr. アレッサンドロ・ヴェッセッラ) 【1:11】
    Inno di Mameli(Fratelli d’Italia)/Goffredo Mameli e Michele Novaro(instr. Alessandro Vessella)
  2. ラ・フェデリッシマ(カラビニエーリ制式行進曲)/ルイージ・チレネイ 【3:56】
    La Fedellissima(Marcia d’Ordinanza dei Carabinieri)/Luigi Cirenei
  3. ピアーべの伝説/E・A・マリオ 【2:33】
    La Leggenda del Piave/E. A. Mario
  4. フィアンマ/ドメニコ・ファンティーニ 【3:27】
    Fiamma/Domenico Fantini
  5. 第1擲弾兵連隊制式行進曲/N・N(instr. アレッサンドロ・ヴェッセッラ)【3:55】
    Marcia d’Ordinanza del 1 Reggimento Granatieri/N.N.(instr. Alessandro Vessella)
  6. ラ・リティラータ(イタリア海軍制式行進曲)/トマゾ・マリオ 【2:53】
    La Ritirata(Marcia d’Ordinanza della Marina Italiana)/Tommaso Mario
  7. 歌劇「アイーダ」から“凱旋行進曲”(da “Aida”)/ジュゼッペ・ヴェルディ 【1:44】
    Marcia Trionfale/Giuseppe Verdi
  8. 歌劇「シチリア島の夕べの祈り」序曲/ジュゼッペ・ヴェルディ(instr. ルイージ・チレネイ) 【8:07】
    I Vespri Siciliani(Sinfonia)/Giuseppe Verdi(instr. Luigi Cirenei)
  9. 楽劇「ワルキューレ」から“ワルキューレの騎行”/ リヒャルト・ワーグナー 【4:38】
    Cavalcata delle Walkirie(da “La Walkiria”)/Richard Wagner
  10. 歌劇「エルナーニ」から“行進曲”
    /ジュゼッペ・ヴェルディ(instr. アレッサンドロ・ヴェッセッラ)【4:26】
    Marcia(da “Ernani”)/Giuseppe Verdi(instr. Alessandro Vessella)
  11. 星条旗よ永遠なれ/ジョン・フィリップ・スーザ 【3:30】
    Stars and Stripes Forever/John Philip Sousa

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【ローマ・カラビニエーリ吹奏楽団】
国民的人気を誇るイタリアの至宝。1820年、トリノで創設。当初は8人のラッパ手による編成。1855年、ローマへの移駐当時は29名だったが、1925年までに70名に拡充。1926年マエストロに就任したルイジ・チレネイが102名編成のバンドに整備。第2次大戦中、ナチスが42名の楽員を強制連行したため、活動中止を余儀なくされたが、チレネイが復興に尽力。1947年にマエストロに就任したドメニコ・ファンティーニによって名声を完全に取り戻した。1970年4月、大阪万国博イタリア・ナショナル・デーのために初来日し、NHKホール(東京・内幸町)のライヴは、テレビとFMラジオで全国放送され、大反響を巻き起こした。1972年、ヴィンチェンツォ・ボルジアがマエストロに就任。現在の正式名称は、La Banda Musicale dell’Arma dei Carabinieri。2000年以降、マッシモ・マルティネッリが指揮をとっている。

■アンタルクティカ(演奏:ヨハン・ヴィレム・フジョー・カペル)

1992年と1993年に、フリースラントのアッセンにあるヨハン・ヴィレム・フジョー・カペルの合奏場で収録されたコンサート・アルバムで、ひじょうに聴きごたえがある!

CDを制作したバンド・ミュージック・センターが、その後、発展的に解消したので、再プレスは2度とない。

オープニングを飾る『アンタルクティカ』は、日本でも「ロード・タラモア(タラモア卿)」や「フラットヘッド湖の伝説」で注目を集めたカール・ヴィトロックの作品!

ヤン・ボスヴェルトがトランスクライブしたグノーの『操り人形の葬送行進曲』やモーツァルトの『後宮からの誘拐』序曲、ドビュシーの『プレリュード集第1集第8曲“亜麻色の髪の乙女”』、タイユフェールの組曲『ブルレスク』、グラナドスの『スペイン舞曲集第2番“オリエンタル”』など、クラシックの名曲で聴かせるパフォーマンスは、このバンドの音楽性の質の高さを証明している。

■アンタルクティカ
演奏:ヨハン・ヴィレム・フジョー・カペル

Antractica
De Johan Willem Friso Kapel
https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/cd-3934/

【データ】

・演奏:ヨハン・ヴィレム・フジョー・カペル(De Johan Willem Friso Kapel)
・指揮:ヘルト・ヤンセン(Gert Jansen)
・録音:1992年、1993年、De Johan Willem Friso Kapel、Assen、Netherlands
・発売元:バンド・ミュージック・センター (Band Music Centre)
・発売年:1993年

【収録曲】

  1. アンタルクティカ(南極大陸)/カール・ヴィトロック 【8:06】
    Antarctica/Carl Wittrock
  2. 操り人形の葬送行進曲/シャルル・グノー(arr. ヤン・ボスヴェルト)【4:32】
    Funeral March of Marionette/Charles Gounod(arr. Jan Bosveld)
  3. 歌劇「後宮からの誘拐」序曲/ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(arr. ヤン・ボスヴェルト)【5:55】
    Ouverture “Die Entfuhrung aus dem Serail”/W.A. Mozart(arr. Jan Bosveld)
  4. プレリュード集第1集第8曲“亜麻色の髪の乙女”/クロード・ドビュッシー(arr. ヤン・ボスヴェルト)【2:42】
    Prelude No.8/Claude Debussy(arr. Jan Bosveld)
  5. 一楽章の協奏曲/アレクサンドル・レベデフ(arr. ヤン・ボスヴェルト)【7:10】
    Concerto in One Movement/A.lexandr Lebedev(arr. Jan Bosveld)
    バス・トロンボーン(Bass Trombobe):ペーター・ヴァンクリンク(Peter van Klink)
  6. 組曲「ブルレスク」 /ジェルメーヌ・タイユフェール(arr. ヤン・ボスヴェルト)【7:19】
    Suite Burlesque/Germaine Tailleferre(arr. Jan Bosveld)
    I) ドレンテ Dolente
    II)ピンパンテ Pimpante
    III)メランコリック Melancolique
    IV)バルカロール Barcarolle
    V)フリンガント Fringante
    VI)ボンディスサント Bondissante
  7. テーマ/ハリー・ヤンセン 【6:35】
    Thema/Harrie Jansen
  8. スペイン舞曲集第2番“オリエンタル”/エンリケ・グラナドス(arr. ヤン・ボスヴェルト)【6:23】
    Spanish Dance No.2 “Oriental”/Enrique Granados(arr. Jan Bosveld)
  9. コラール(BWV.705)/ヨハン・セバスティアン・バッハ(arr. ヤン・ボスヴェルト)【3:24】
    Choral BWV 705/Johan Sebastian Bach(arr. Jan Bosveld)
  10. ヘルマン・ヴァンヴェーン・セレクション/(arr. ヤン・ボスヴェルト)【3:24】
    Herman van Veen Selection/(arr. Jan Bosveld)
  11. オン・ザ・ダブル/ヤン・ヴァッセルス【7:04】
    On the Double/Jan Wassels

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【ヨハン・ヴィレム・フジョー・カペル】
1819年創設のオランダ最古のミリタリー・バンド。フリースラントのアッセンを本拠とする。バンド名はオランダ語ではなく、フリースラント語発音なので、日本人には読みづらい。オランダで、唯一“Koninklijke(オランダ王国の)”という冠詞を名称に持たないミリタリー・バンドだが、これにもフリースラント由来のバンドである誇りが込められている。第2次世界大戦ですべての楽譜と楽器をドイツ軍に持ち去られ、戦後、楽器編成をアメリカ式に改めた。2005年1月1日、オランダのミリタリー・バンドの組織改革により、王宮のあるデン=ハーフを本拠とする“オランダ王国陸軍バンド(Koninklijke Militaire Kapel/略称:KMK)”と統合され、バンド名を“オランダ王国陸軍バンド‘ヨハン・ヴィレム・フジョー’(Koninklijke Militaire Kapel‘Johan Willem Friso’)”と改めた。

■ヨーロピアン・ブラスバンド選手権2018(Highlights from the European Brass Band Championships 2018)のDVDが発売

2018年5月4日~6日、オランダのマーストレヘトのコンサートホール“ティヴォリフレンデンブルフ”で収録された“ヨーロピアン・ブラスバンド選手権2018”の2枚組DVD!!

1枚目には、最も注目を集めるチャンピオン・セクションの演奏が収められている。

チャンピオン・セクションは、セット・テストピース(指定課題)とオウン・チョイス・テストピース(自由選択課題)で覇権を競う。DVD1枚目には、優勝したヴァレイシア・ブラス・バンド(スイス)の両演奏のほか、オウン・チョイスの2位から5位までの演奏が入っており、各バンドの個性や選手権の興奮がビシビシ伝わってくる!

2枚目では、ガラ・コンサートをジックリ愉しむことができる。

イヴァン・メイレマンス指揮ヨーロピアン・ユース・ブラスバンドとライド・ギリエ指揮エイカンゲル=ビョルスヴィク・ムシックラーグの両バンドの演奏に、古楽器グループのカペラ・デ・ラ・トーレ、ジャズもこなすケイオー・ブラス!、トランペットのアダム・ラッパがからむ構成は、まるでブラス・イン・コンサート選手権のステージを見るようで、なかなか愉しい!

■ヨーロピアン・ブラスバンド選手権2018
Highlights from the European Brass Band
Championships 2018
https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/dvd-9810/

【データ】

・収録:2018年5月4日~6日、TivoliVredenburg, Utrecht (Netherlands)
・発売元:ワールド・オブ・ブラス (World of Brass)
・発売年:2018年
【映像方式】PAL方式 (日本のNTSC方式のDVDプレーヤーでは再生できません)

【収録曲】

【DVD-1】

  1. 選手権へのイントロダクション
    Introduction to the Championships
  2. タイム・フォー・アウトレージ!/マルコ・ピュッツ(adpt. ポール・マクギー)
    Time for Outrage!/Marco Putz(adpt. Paul McGhee)
    演奏:ヴァレイシア・ブラス・バンド(Valaisia Brass Band)
    指揮:アルセーヌ・デュク(Arsene Duc)
    <2nd Place of Set Test-piece, Championship Section>
  3. 編曲者ポール・マクギーへのインタビュー
    Conversation with Paul McGhee
  4. チューリング・テスト/サイモン・ドブスン
    The Turing Test/Simon Dobson
    演奏:ヴァレイシア・ブラス・バンド(Valaisia Brass Band)
    指揮:アルセーヌ・デュク(Arsene Duc)
  5. 指揮者アルセーヌ・デュク、作曲家オリヴァー・ヴェースピ、パリ・フラスバンドへのインタビュー
    Conversation with Arsene Duc Oliver Waespi Paris Brass Band
  6. ペリヘリオン、クローザー・トゥー・ザ・サン/フィリップ・スパーク
    Perihelion: Closer to the Sun/Philip Sparke
    演奏:オードフランス・ブラスバンド(Hauts-de-France Brass Band)
    指揮:リュク・ヴェルトッメン(Luc Vertommen)
    <2nd Place of Own Choice Test-piece, Championship Section>
  7. 指揮者リュク・ヴェルトッメンへのインタビュー
    Conversation with Luc Vertommen
  8. パルティータ・フォー・バンド/ウィルフレッド・ヒートン
    Partita for Band/Wilfred Heaton
    演奏:エイカンゲル=ビョルスヴィク・ムシックラーグ(Eikanger-Bjorsvik Musikklag)
    指揮:ライド・ギリエ(Reid Gilje)
    <3rd Place of Own Choice Test-piece, Championship Section>
  9. 審査員ジョーゼフ・パリージへのインタビュー
    Conversation with Dr Joseph Parisi
  10. ジャズ(シンフォニック・ダンス・フォー・ブラスパンド)/フィリップ・ウィルビー
    Jazz ? Symphonic Dances for Brass Band/Philip Wilby
    演奏:コーリー・バンド(Cory Band)
    指揮:フィリップ・ハーパー(Philip Harper)
    <4th Place of Own Choice Test-piece, Championship Section>
  11. トム・ハッチンスンへのインタビュー
    Conversation with Tom Hutchinson
  12. デスティネーション・ムーン/ポール・ラファエル
    Destination Moon/Paul Raphael
    演奏:ブラスバンド・ヴィレブルーク(Brass Band Willebroek)
    指揮:フランス・ヴィオレット(Frans Violet)
    <5th Place of Own Choice Test-piece, Championship Section>
  13. ヴァレイシア・ブラス・バンドの優勝発表シーン
    Valaisia celerations
  14. スイス国歌
    National Anthem of Switzerland
    演奏:ヨーロピアン・ユース・ブラスバンド(European Youth Brass Band)
    指揮:イヴァン・メイレマンス(Ivan Meylemans)
  15. アルセーヌ・デュクへのインタビュー
    Conversation with Arsene Duc
  16. ボーナス・インタビュー
    フランク・レントン、ポール・ハインドマーシュ、トレヴァー・カッフェル、
    デヴィッド・ソートンの会話シーン
    Bonus Features: Frank Renton in conversation with….
    Paul Hindmarsh, Trevor Caffull and Dr David Thornton

【DVD-2】

1.ミスティック・エコーズ/ヘンデリク・デブーア 【12:20】
Mystic Echoes/Hendrik de Boer
演奏:イタリアン・ブラスバンド(Italian Brass Band)
指揮:フィリッポ・カンジャミーラ(Filippo Cangiamila)

  1. シンフォニエッタ第3番/エティエン・クラウザ
    Sinfonietta No. 3/Etienne Crausaz
    演奏:ヤータ・ブラスハンド(Gota Brass Band)
    指揮:ミカエル・トムセン(Michael Thomsen)
    <2nd Place of Challenge Section>
  2. バス・ドンス・アユ・ヌベル/不詳(15世紀)
    Basse danse Aliot Nouvelle/Anonymous(15th century)
    演奏:カペラ・デ・ラ・トーレ(Capella de la Torre)
  3. トリプティック/コビ・アルディティ
    Triptych/Kobi Arditi
    演奏:ケイオー・ブラス! & ヨーロピアン・ユース・ブラスバンド(K.O. Brass! and European Youth Brass Band)
    指揮:イヴァン・メイレマンス(Ivan Meylemans)
  4. ヴェッキ・レットローゼ / パッサメッゾ/アドリアン・ヴィラールト
    Vecchie letrose / Passamezzo/Adrian Willaert
    演奏:カペラ・デ・ラ・トーレ(Capella de la Torre)
  5. パルティータ(第1楽章)/フィリップ・スパーク
    Partita (1st movement)/Philip Sparke
    演奏:ヨーロピアン・ユース・ブラスバンド(European Youth Brass Band)
    指揮:イヴァン・メイレマンス(Ivan Meylemans)
  6. アイボリー・ゴースト/ギャヴィン・ヒギンズ
    Ivory Ghosts/Gavin Higgins
    演奏:ヨーロピアン・ユース・ブラスバンド(European Youth Brass Band)
    指揮:イヴァン・メイレマンス(Ivan Meylemans)
  7. ノルディック・ポルスカ/アンデルス・エデンローテ&マッティ・カーリオ(arr. フィリップ・ハーパー)
    Nordic Polska/Anders Edenroth & Matti Kallio(arr. Philip Harper)
    演奏:カペラ・デ・ラ・トーレ&ヨーロピアン・ユース・ブラスバンド(Capella de la Torre & European Youth Brass Band)
    指揮:イヴァン・メイレマンス(Ivan Meylemans)
  8. KEYO/ロマン・ブライ
    KEYO/Romain Bly
    演奏:ケイオー・ブラス!(K.O. Brass!)
  9. パヴァーヌ ~ ガリアルド/アンソニー・ホルポーン
    Pavana ~ Galiarda/Anthony Holborne
    演奏:カペラ・デ・ラ・トーレ(Capella de la Torre)
  10. プリティ・ドラッグド・フェアリー/ロマン・ブライ
    Pretty Drugged Fairy/Romain Bly
    演奏:ケイオー・ブラス!&ヨーロピアン・ユース・ブラスバンド(K.O. Brass! & European Youth Brass Band)
    指揮:イヴァン・メイレマンス(Ivan Meylemans)
  11. ファンファーレ/シェティル・ディヤンナ
    Fanfare/Kjetil Djonne
    演奏:エイカンゲル=ビョルスヴィク・ムシックラーグ(Eikanger-Bjorsvik Musikklag)
  12. 恋人 ~ あなたの中に喜びはあり /ガストルディ(arr. ティルマン・イェーガー)
    L’Inamorato ~ In dir ist Freude/Gastoldi arr. Tilmann Jager
    演奏:カペラ・デ・ラ・トーレ&ケイオー・ブラス(Capella de la Torre & K.O. Brass!)
  13. ダーク・アビス/フレドリック・シェイルドルップ
    Dark Abyss/Fredrick Schjelderup
    演奏:エイカンゲル=ビョルスヴィク・ムシックラーグ(Eikanger-Bjorsvik Musikklag
    指揮:ライド・ギリエ(Reid Gilje)
  14. チキーニャ・ゴンザガ/ハダメス・ジナタリ
    Chiquinha Gonzaga/Radames Gnattali
    Adam Rapa with
    演奏:エイカンゲル=ビョルスヴィク・ムシックラーグ(Eikanger-Bjorsvik Musikklag)
    指揮:ライド・ギリエ(Reid Gilje)
    トランペット(Trumpet):アダム・ラッパ(Adam Rapa)
  15. オブリヴィオン/アストル・ピアソラ
    Oblivion/Astor Piazzolla
    演奏:エイカンゲル=ビョルスヴィク・ムシックラーグ(Eikanger-Bjorsvik Musikklag)
    指揮:ライド・ギリエ(Reid Gilje)
    トランペット(Trumpet):アダム・ラッパ(Adam Rapa)
  16. 天使の死/アストル・ピアソラ(arr. スヴェイン・H・ジスケ)
    La Muerte del Angel/Piazzolla(arr. Svein H. Giske)
    演奏:エイカンゲル=ビョルスヴィク・ムシックラーグ(Eikanger-Bjorsvik Musikklag)
    指揮:ライド・ギリエ(Reid Gilje)
  17. オスターフィヨルド/ステイン・アートヘールトス
    Osterfjorden/Stijn Aertgeerts
    演奏:カペラ・デ・ラ・トーレ、ヨーロピアン・ユース・ブラスバンド、エイカンゲル=ビョルスヴィク・ムシックラーグ、ケイオー・ブラス!(Capella de la Torre、European Youth Brass Band、Eikanger-Bjorsvik Musikklag、K.O. Brass!)
    指揮:ライド・ギリエ(Reid Gilje)

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