■樋口幸弘のウィンド交友録~バック・ステージのひとり言 第105話 オランダ海軍がやってきた

▲プログラム – 日蘭交流400周年記念演奏会(2000年4月22日、京都コンサートホール)

▲同、演奏曲目

▲オランダ王国海軍バンド(1999年頃)

▲「世界の艦船」2000年7月号(海人社)

『ユキヒロ~!!いいところにいた!』

オランダの作曲家ヨハン・デメイ(Johan de Meij)から、そういって声が掛かったのは、1996年12月、米イリノイ州シカゴ市内のホテル“シカゴ・ヒルトン&タワーズ”で開催された“第50回ミッドウェスト・インターナショナル・バンド&オーケストラ・クリニック(The 50th Annual Mid-West International Band & Clinic)”で、展示プースを冷やかしてまわっている時だった。

声がする方を振り向くと、そこには、ヨハンと並んで、誰が見てもそれとわかる海軍のユニフォームをピシッと決めた人物が、後方に副官を従えて立っていた。

『友人を紹介しよう!オランダ海軍の新しい指揮者、モーリス・ハマース(Maurice Hamers)だ!』と、ヨハンは言った。

オッと、少し驚いたふりをしながら、初対面の握手を交わす。

それにしても、若い!!

ハマースは、1962年11月9日、オランダ南部、リンブルフ州ファルケンブルフ・アーン・デ・ヘウル(Valkenburg aan de Geul)の生まれ。マーストリヒト音楽院にトランペット、及びウィンドオーケストラとファンファーレオルケストの指揮法を学んだ。

1989年、ケルクラーデの指揮者コンクールで、シルバー・バトン賞を授与され、作曲家、編曲家としても活躍。1995年12月、ヘルト・バイテンハイス(Gert Buitenhuis)の後を受け、オランダ王国海軍バンド(De marinierskapel der Koninklijke marine)の音楽監督、首席指揮者となった。

1945年創設の海軍バンドの第6代音楽監督である。

ただ、ハマースは、それまでの音楽監督とある点で立ち位置が異なっていた。

彼より以前の音楽監督が、全員、一度は海軍バンドの奏者としての演奏経験があったのに対し、ハマースが、海軍初、民間人指揮者からのいきなりの登用だったからだ。

そんな背景も手伝って、当時、彼の動向は世界的にたいへん注目を集めていた。もちろん、筆者もまた、この“時の人”といずれ連絡をとりたいと思っていた。

それだけに、偶然のこの出会いに筆者もやや興奮気味で、ヨハンを交えた3人は、しばし時を忘れるかように会話を愉しんだ。

ハマースといろいろ喋った中で、もっとも印象に残ったのは、日本への演奏旅行を計画しているという話だった。そして、彼は、筆者への表敬のしるしとして、副官に命じ、バッグから1枚のCDを取り出させた。

それは、オランダ海軍とロシア海軍の交流が始まって“300周年”にあたる1996年に制作された「Hommage A Saint Petersbourg(サンクト・ペテルブルクに捧ぐ)」(Naval、88134-2)というタイトルのバンドの自主制作盤だった。(ジャケットが違う別番号の市販盤もある / World Wind Music、500.019、1996年)

海軍の歴史を紐解くとわかるが、創設された当時のロシア海軍は、オランダ人の指導を受けていた。言い換えるなら、オランダ海軍は、ロシア海軍の先生という訳だ。

ハマースはまた、『我々海軍バンドは、この前サンクト・ペテルブルクに招かれ、“ピョートル大帝イヤー”のオープング・コンサートを行なった。』と誇らしげに言う。

なるほど、国どうしの何周年というようなオフィシャルな記念の年にはバンドが動きやすい訳か。よく分かった。ただ、オランダの歴史に疎い筆者は、それがどうして日本演奏旅行につながるのか、この時はまるで気づかなかった。

しかし、世界屈指と謳われるこのバンドがやってくるのは、もちろん大歓迎だ!

そこで、帰国後、大阪市音楽団首席指揮者で、オランダ海軍バンドのOBでもあるハインツ・フリーセン(Heinz Friesen、参照:《第104話 ハインツ・フリーセンの逝去》)に会って、この話を振ってみた。

すると、彼は意外なことを口にした。

『ハマースか…。彼は海軍バンドの中で少し浮いているんだ。ベテラン連中は、彼が“私が長だ ” と言って、我々の言うことをまるで聞いてくれないとこぼし、よく電話をかけてくるんだ。』

困り果てたようなその表情に、この先ハマースの計画がうまく運ぶのかどうか、少し懐疑的になってしまった。また、その後、音沙汰もなかったので、時の経過とともに、シカゴで聞いた話もまた、忘却の彼方へと遠ざかってしまった。

ところが、2000年の始め頃にかかってきた一本の電話から、話は俄かに現実化する!

それは、大阪市音楽団を1998年に定年退職し、当時、名誉指揮者だった木村吉宏さんからの電話だった。無論、自宅からの電話だ。

『あんたなぁ、この話、聞いとる(聞いているか)?』といきなり切り出されたので、“なんでしょう”と返すと、『オランダの海軍が日本でコンサートをやるんやけど、トランペットを一人貸せと、フリーセンを通じてマネージに言うてきとーんのや(マネージャーに言ってきてるんだ)。そのFAXをマネージが俺のところへまわして来よってな(来たんだよ)…。』

そうか、ついにやってくるのか!?

瞬間的にいろいろなことを思い出した筆者は、まずシカゴでの話をし、その後に、なぜトランペットが必要なのかを訊ねた。

すると、『それがなぁ、奏者が急病で来られへん(来日できない)ようになったらしいんや。しかし、俺も退職して現職ではない部外の身やし、今は“たっちゃん(龍城弘人さん)”が(団長を)やっとるやろ。フリーセンも今は首席指揮者じゃない。こっちで勝手に動かれへんし(動く訳にはいかないし)、どうしたらいいと思う?』と逆に訊かれる。

どうやら“音の数”が足りなくなるという音楽上の理由のようだった。いかにも、オランダ海軍らしい。しかも、一日だけでいいという話だったので、よっぽどのことなんだろう。そこで、『これは、正式に“日蘭親善”と“緊急事態”という理由をつけて音楽団に話を通されたらいいんじゃないでしょうか。ちゃんと判断してくれますよ。』と答えた。

その後しばらくして、2000年4月22日(土)、京都市、京都市音楽芸術振興財団、在大阪・神戸オランダ総領事館、京都府吹奏楽連盟、朝日新聞社が主催する「日蘭交流400周年記念演奏会」(京都コンサートホール 大ホール)には、市音トランペット奏者の村山広明さんが友情出演することになったと聞かされた。

京都が選ばれた理由は分からないが、これは、大分・臼杵沖の黒島にオランダ船が漂着し、ウィリアム・アダムス(日本名:三浦按針)が上陸して、日本とオランダの交流が始まってから400年を記念する演奏会だった!

まったくの不見識で恥じ入るばかりだが、後日調べると、月刊誌「世界の艦船」の2000年5月号と7月号(海人社)に、長崎と臼杵を出航した4隻からなるオランダ艦隊が、4月21~22日に大阪港に親善入港するという記事が、また、「毎日新聞」(2000年4月22日、大阪版夕刊)には、大阪国際会議場で開かれた“日蘭交流400周年記念シンポジウム”の開会式(4月22日朝)のために、オランダ皇太子が来阪されていることを伝える記事が掲載されていた。

演奏会は、国と国とを結ぶ交歓プログラムの一部だったのだ!

オランダ側からみると、そんなオフィシャルなコンサートでおかしな演奏などできない。後日、村山さんに訊くと、指揮者のハマースが『もし費用が発生するなら、自分のポケットマネーから出すから…。』というほど、本気モードだったという。

後年、全日本学生吹奏楽連盟理事長の溝邊典紀さんとこの演奏会について、二人で盛り上がったことがある。そのとき、溝邊さんはこう言われた。

『本当にすばらしい演奏でした!そう言えば、日本人がひとり(ステージに)いました。普通のステージ衣装の。しかし、9割方ほとんど埋まっている会場をくまなく見渡したんですが、私の知る限り、吹奏楽関係者は2、3人しかいませんでした。ほんま(本当)です。こんないいものをなぜ聴きにこないんですかね?』

同僚の村山さんが出るということで聴きにいった市音トランペット奏者の田中 弘さん(後に団長)も、演奏を賞賛していた一人だ。

オランダの管楽器奏者の間では、“ロッテルダム・フィルとオランダ海軍のオーディションに同時にパスしたら、どっちにいくか本当に迷う”とまで言われるぐらい、ステータスの高い海軍バンド!

たいへん驚いたことは、帰国直後、ハマースがバンドを辞し、ドイツのニュルンベルク・アウグスブルク音楽大学(Hochschule fur Musik Nurnberg-Augsburg)の指揮法と楽器法の教授になってしまったことだろうか。ゴーイング・マイ・ウェイとは、このことだ!

来日中、ただ一度だけホールで行なわれた古都・京都での海軍バンドの演奏会!

それは、ハマースにとっても、海軍在職中、最後のホール・コンサートとなった!

▲ CD – Hommage A Saint Petersbourg(Naval、88134-2、1996年)

▲88134-2 – インレーカード

▲CD – It’s so nice to meet The Brazz Brothers(Naval、4010、1996年)

▲4010 – インレーカード

▲CD – Zorg dat je erbij komt(Naval、1800、コンピレーション)

▲1800 – インレーカード

▲CD – Masters of Show(Naval、4030、1998年)

▲4030 – インレーカード

▲CD – Wait of the World(Naval、NAV3030、1999年)

▲NAV3030 – インレーカード

■タッド・ウインドシンフォニー、ニューイヤー・コンサート2020(1月9日)

2020年1月9日(木)、東京・江東区のティアラこうとう大ホールで、タッド・ウインドシンフォニーが「ニューイヤー・コンサート2020」を開催する! 指揮は、もちろん、世界のウィンドの潮流を牽引するドライビング・フォース、鈴木孝佳(タッド鈴木)!!

プログラムは、オリンピック・イヤーの幕開けを飾り、ヴァンデルローストの祝典序曲『オリンピカ』で幕開け、ルディンの『詩のない歌』、ヘスの『ニュー・ロンドン・ピクチャーズ』とつづく第1部。グレイアムの『ザ・レッド・マシーン』とバーンズの交響曲第4番『イエローストーン・ポートレイト』の第2部と、世界中から選りすぐりのゴージャスなレパートリーがズラリ!

新春の慶びを、タッドWSのブリリアントなサウンドと過ごす一夜。カレンダーの日付に赤マルを入れ、指折り数えて待っていよう!

■タッド・ウインドシンフォニー ニュー・イヤー・コンサート2020

【日時】2020年1月9日(木)【開場】18:30 /【開演】19:00
【会場】ティアラこうとう 大ホール
(地下鉄:都営新宿線・東京メトロ半蔵門線「住吉」駅 A4出口より徒歩4分)
【演奏】タッド・ウインドシンフォニー
【指揮】鈴木孝佳(タッド鈴木)
【料金】(全自由席)一般:3,000円 / 高校生以下:2,000円

【曲目】

祝典序曲「オリンピカ」(ヤン・ヴァンデルロースト)
詩のない歌(ロルフ・ルディン)
ニュー・ロンドン・ピクチャーズ(ナイジェル・ヘス)
ザ・レッド・マシーン(ピーター・グレイアム)
・交響曲第4番「イエローストーン・ポートレイト 」(ジェームズ・バーンズ)
【問い合わせ】090-4061-0134(田島) tadsax@sepia.ocn.ne.jp

【公式ホームページ】http://tadwind.sakura.ne.jp/

■CD デメイ:交響曲第4番「歌のシンフォニー」(演奏:オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ)発売

2018年11月に行われたオオサカ・シオン・ウインド・オーケストラの第122回定期演奏会を収録したライブCD「デメイ:交響曲第4番<歌のシンフォニー>」がフォンテックより発売された。収録曲はヨハン・デメイの交響曲第4番「歌のシンフォニー」をメインに、全3曲。指揮は飯森範親。詳細などは以下のとおり。

【メーカー・レコメンド】
ドイツに関係する3作品が採り上げられた本プログラム。ドイツ・ロマン派と近現代の作品に加え、ドイツの3詩人が書いた詩を題材にしたヨハン・デメイの新作シンフォニー日本初演が行われました。

ドイツ古典音楽を得意とする飯森範親の指揮により、当時の楽器編成にこだわり忠実な響きを再現したメンデルスゾーン、1992 年に飯森×大阪市音楽団で名演を生んで以来の再演となったヒンデミットはより力強く深く、そしてソプラノ佐藤瞳の透明感あふれる歌声、全曲を暗譜で臨んだ大阪すみよし少年少女合唱団の渾身の児童合唱を加えたデメイのシンフォニーは、会場の聴衆を釘付けにしました。

■デメイ:交響曲第4番「歌のシンフォニー」
演奏:オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ
Sinfonie der Lieder
https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/cd-4541/

【データ】

・演奏団体:オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ
佐藤 瞳(ソプラノ)
大阪すみよし少年少女合唱団
・指揮者:飯森範親
・収録:2018年11月25日、ザ・シンフォニーホール
・発売元:フォンテック
・発売年:2019年

【収録曲】

1.吹奏楽のための序曲 ハ長調 作品24/メンデルスゾーン
Overture for Wind Music in C major, Op.24/Felix Mendelssohn

2.吹奏楽のための交響曲 変ロ調/ヒンデミット
Symphony in B♭/Paul Hindemith

3.交響曲第4番「歌のシンフォニー」
~独唱、児童合唱とウインド・オーケストラのための/ヨハン・デメイ
Symphony No.4 Sinfonie der Lieder (Symphony of Songs)
for solo voice, children’s choir and wind orchestra/Johan de Meij

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■外囿祥一郎&西久保友広のCD「プレリュード」が発売

ユーフォニアム奏者・外囿祥一郎とパーカッショニスト・西久保友広によるデュオCD「プレリュード」がオクタヴィア・レコードより発売された。収録されているのは、山下康介の「ユーフォニアムとマリンバのための前奏曲」をはじめ、全8曲。詳細などは以下のとおり。

【メーカー・レコメンド】
2015年結成以来精力的な活動を展開する、日本を代表するユーフォニアム奏者、外囿祥一郎とパーカッショニスト、西久保友広による異色のデュオ。 互いにソロをはじめ他楽器とのアンサンブルなど、楽器の可能性を追求し多様な視点からアプローチを展開する2人による最新アルバムがクリストン・レーベルより登場します。

収録曲にはユーフォニアムとマリンバによる楽曲を軸に、彼らが自ら委嘱した作品はもちろん、ジャンルを超えた名曲をも織りまぜて、それぞれの楽器が持つユニークな音彩が調和し生まれるハーモニーと音楽の面白さ、その更なる可能性とともに新しい時代を拓いていきます。異色のデュオ、大注目です。

■プレリュード
演奏:外囿祥一郎&西久保友広
https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/cd-4539/

【データ】
・演奏:外囿祥一郎(ユーフォニアム)、西久保友広(マリンバ、パーカッション)
・収録:2019年6月25-27日 東京・稲城iプラザ
・発売元:オクタヴィア・レコード
・発売年:2019年

【収録曲】

  1. ユーフォニアムとマリンバのための前奏曲/山下康介
  2. 「タンゴの歴史」よりカフェ1930/ピアソラ
  3. ペンタグラム/フィリッポ
  4. ラタタ!/ディドス
  5. ロンドンデリーの歌/アイルランド民謡
  6. 宇宙人とダンス?/伊左治直
  7. 三画譚~ユーフォニアムとマリンバのための三楽章/和田 薫
  8. 花/喜納昌吉

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■サクソフォーン奏者・完戸吉由希のCD「Le Chemin ル・シュマン」が発売

サクソフォーン奏者・完戸吉由希のCD「Le Chemin ル・シュマン」がフォンテックより発売された。収録されているのは、ポール・クレストンの「アルト・サクソフォンとピアノのためのソナタ Op.19」ほか、全8曲。詳細などは以下のとおり。

【メーカー・レコメンド】
サクソフォーン奏者 完戸吉由希(ししど・よしゆき)は、福島県原町市(現南相馬市)出身。昭和音楽大学・同大学院を経て、ヴェルサイユ音楽院にて最高課程を審査員全員一致の最優秀の成績で卒業。留学中の2011年に発生した東日本大震災に際し、いち早くチャリティーコンサートを主宰し、フランスのTVに出演し救済を呼びかけました。同年に帰国後は外山雄三指揮 仙台フィルをはじめ、オーケストラとの協演やソロ・室内楽奏者として、幅広く活躍しています。

共演のピアニスト 酒井有彩(さかい・ありさ)はベルリン芸術大学を最優秀で卒業し、国内外のコンクールで多数入賞。本年は「ラヴェル:ピアノ協奏曲」をリリース、レコード芸術特選盤をはじめ高い評価を受けました。

完戸にとってサクソフォーン人生の転機となった「デザンクロ:プレリュード、カダンスとフィナル」をはじめ、楽器の特性を最大限に生かした珠玉の作品の数々。卓越した技術と表現力に裏打ちされた抒情溢れるその演奏に、サクソフォンの生みの親 アドルフ・サックス(1814-1894)に想いを馳せる一枚の登場です。

■Le Chemin ル・シュマン
演奏:完戸吉由希
https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/cd-4542/

【データ】
・演奏:完戸吉由希(アルト・サクソフォーン)/ 酒井有彩(ピアノ)
・収録:2018年12月18-19日 稲城市立iプラザホール
・発売元:フォンテック
・発売年:2019年

【収録曲】

1.アルト・サクソフォンとピアノのためのソナタ Op.19/ポール・クレストン

2.アルト・サクソフォンとピアノのための組曲/ポール・ボノー

3.エレジーとロンド/カレル・フーサ

4.プレリュード、カダンスとフィナル/アルフレッド・デザンクロ

5.歌劇「クセルクセス」より オンブラ・マイ・フ/ゲオルグ・フリードリヒ・ヘンデル(arr.伊藤康英)

6.サクソフォンとオーケストラのためのラプソディ(ピアノ版)/クロード・ドビュッシー

7.ソナタ Op.11-4/パウル・ヒンデミット

8.アルト・サクソフォンとピアノのためのヴァカンス/ジャン=ミシェル・ダマーズ

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■東京六人組のCD「シューマン:ピアノ五重奏曲&ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番」が発売

アンサンブル・フループ「東京六人組」の2年ぶりとなるサード・アルバム「シューマン:ピアノ五重奏曲&ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番」がオクタヴィア・レコードより発売された。詳細などは以下のとおり。

【メーカー・レコメンド】
主要オーケストラの首席奏者、ソリストとしても共に精力的に活躍する豪華顔触れで結成された気鋭のアンサンブル「東京六人組」2年ぶりとなるサード・アルバム。

デビュー作「魔法使いの弟子(OVCC-00121)」では近代フランスの色彩を、2ndアルバム「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら(OVCC-00140)ではドイツ物を並べ、同世代が意気投合し描く色彩豊かな響きと妙技の数々に6種類の楽器のみによる演奏とは思えない絶妙なアンサンブルを繰り広げ多方面から絶賛を博しています。

そして待望の今作ではシューマンのピアノ五重奏曲、ブラームスのピアノ四重奏曲(共に六重奏編曲版)を披露。 原曲はピアノと弦楽器で奏でられる室内楽の名作を、新たな魅力で聴き手に問う「東京六人組」ならではの意欲作に大注目です。

■シューマン:ピアノ五重奏曲&ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番
演奏:東京六人組
https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/cd-4537/

【データ】

・演奏:東京六人組
上野由恵(フルート)
荒絵理子(オーボエ)
金子平(クラリネット)
福士マリ子(ファゴット)
福川伸陽(ホルン)
三浦友理枝(ピアノ)
・収録:2019年5月15-17日 埼玉・富士見市民文化会館(キラリふじみ)
・発売元:オクタヴィア・レコード
・発売年:2019年

【収録曲】

  1. ピアノ五重奏曲 変ホ長調 作品44
    (ピアノと木管五重奏のための六重奏版)/シューマン(arr.東京六人組)
  2. ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 作品25
    (ピアノと木管五重奏のための六重奏版)/ブラームス(arr.サミュエル・バロン)

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■トランペットとギターのデュオ・グループ、Barchetta(バルケッタ) のCD「Viaggio」が発売

佐藤秀徳(トランペット)と佐藤紀雄(ギター)のデュオ、Barchetta(バルケッタ)のCD「Viaggio」がコジマ録音より発売された。収録されているのは、渡辺裕紀子の「バルケッタ – トランペットとギターのための」やファリャの「ナナ 《7つのスペイン民謡》より」など、全19曲。詳細などは以下のとおり。

【メーカー・レコメンド】

Barchetta(バルケッタ)は、2016年に結成されたトランペットの佐藤秀徳とギターの佐藤紀雄によるデュオ。音量からしてだいぶ違うこの2つの楽器によるデュオは珍しく、CDでもなかなかお目にかかれない。しかし二人の佐藤は、性格がまったく違う楽器によるアンサンブルだからこそ、今まで聴いたことのない豊かな世界が広がることを存分に示してくれる。未知の世界へと聴き手を誘う瑞々しいアルバムの誕生。

■Viaggio
演奏:Barchetta(バルケッタ) :
佐藤秀徳(トランペット)&佐藤紀雄(ギター)
https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/cd-4547/

【データ】

・演奏団体:バルケッタ(Barchetta)
佐藤秀徳(トランペット)、 佐藤紀雄(ギター)
ゲスト:相川瞳 (パーカッション)
・収録:相模湖交流センター 2019年1月12-14日
・発売元:コジマ録音
・発売年:2019年

【収録曲】

  1. アストゥーリアス地方の歌 《7つのスペイン民謡》より/ファリャ【3:38】
    Astriana from Siete Canciones populares Espanolas/Manuel de Falla
  2. アダージョ《オーボエと弦楽合奏のための協奏曲 ニ短調》より/A. マルチェロ【4:35】
    Adagio from Concerto for Oboe and Strings in D minor/Alessandro Marcello
  3. バルケッタ―トランペットとギターのための(2018)/渡辺裕紀子【2:44】
    Barchetta for Trumpet and Guitar/Yukiko Watanabe
  4. 美しき夕べ/ドビュッシー【3:15】
    Beau Soir/Claude Debussy
  5. カンシオン 《7つのスペイン民謡》より/ファリャ【1:11】
    Cancion from Siete Canciones populares Espanolas/Manuel de Falla
  6. 朧月夜/岡野貞一(arr.渡辺裕紀子)【2:29】
    Oborozukiyo
  7. デンマーク王のガリアード/ダウランド【3:21】
    The King of Denmark’s Galliard/John Dowland
  8. ムルシア地方のセギディーリャ 《7つのスペイン民謡》より/ファリャ【1:08】
    Seguidilla muruciana from Siete Canciones populares Espanolas/Manuel de Falla
  9. 涙のパヴァーヌ/ダウランド【3:43】
    Flow my tears/John Dowland
  10. 翼/武満徹(arr.渡辺裕紀子)【3:37】
    Wings
  11. ポロ 《7つのスペイン民謡》より/ファリャ【1:19】
    Polo from Siete Canciones populares Espanolas/Manuel de Falla
  12. 上を向いて歩こう/中村八大(arr.Momo)【3:48】
    Uewo muite Arukou
  13. ムーア人の織物 《7つのスペイン民謡》より/ファリャ【1:19】
    El pano moruno from Siete Canciones populares Espanolas/Manuel de Falla
  14. ホタ 《7つのスペイン民謡》より/ファリャ【3:31】
    Jota from Siete Canciones populares Espanolas/Manuel de Falla
  15. エセックス伯のガリアード/ダウランド【1:33】
    The Earl of Essex Galliard/John Dowland
  16. カヴァティーナ/マイヤーズ【3:31】
    Cavatina/Stanley Myers
  17. 小麦のダンス/ヒナステラ【3:23】
    Danza del trigo from Estancia/Alberto Ginastera
  18. さよならのワルツに溺れて/本田祐也(arr.上屋安由美)【7:35】
    Sayonarano waltz ni oborete
  19. ナナ 《7つのスペイン民謡》より/ファリャ【2:07】
    Nana from Siete Canciones populares Espanolas/Manuel de Falla

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■トランペット奏者、高橋敦のCD「Ode for Trumpet」が発売

東京都交響楽団の首席トランペット奏者・高橋敦のCD「Ode for Trumpet」がオクタヴィ ア・レコードより発売された。収録されているのはフィリップ・スパークの美曲「フラ ワーデール(「ハイランド讃歌」より)」をはじめ、全8曲。

【メーカー・レコメンド】
世界中から注目を浴びるトランペット奏者、高橋敦。 東京都交響楽団の首席トランペッ
ト奏者をはじめ、東京都交響楽団のトップ・プレイヤー5人で結成された金管アンサンブ
ル「東京メトロポリタン・ブラス・クインテット」での活躍も目覚ましい高橋敦の最新ソ
ロ・アルバム。

Ode(=頌歌) for Trumpet と題されたクリストン・レーベル第4弾となる当アルバムは、
「歌」をテーマに、特出した圧倒的な技巧はもちろんのこと、伸びやかにトランペットを
歌わせる、美しいカンター ビレを聴かせ、魅力溢れる1枚となりました。 これまでと同
様、野田清隆との磐石のアンサンブルを繰り広げる世界最高水準の名演、ぜひお楽しみく
ださい。

■Ode for Trumpet
演奏:高橋 敦
https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/cd-4538/

【データ】
・演奏:高橋 敦(トランペット)/野田 清隆(ピアノ)
・収録:2019年7月8-9日 東京・第一生命ホール
・発売元:オクタヴィア・レコード
・発売年:2019年

【収録曲】

  1. ネクサス – ソロ・トランペットと吹奏楽のための/カーナウ
  2. 歌と踊り – コルネット/スパーク
  3. レイアー・ミューア(「ハイランド讃歌」より)/スパーク
  4. フラワーデール(「ハイランド讃歌」より)/スパーク
  5. 組曲 ヘ長調/ロイド・ウェバー
    Andante comodo
    Allegro vigoroso
    Larghetto e mesto
    Allegro vivace
  6. 歌と踊り – トランペットとピアノのための/ミシェル
  7. 歌曲集より/フォーレ(arr.コネル)
    夢のあとに 作品 7-1
    リディア 作品 4-2
    イスファハンのばら 作品 39-4
    愛の夢 作品 5-2
    秘密 作品 23-3
  8. トランペットのための頌歌/リード

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■丸山 勉(ホルン)、坂戸真美(オルガン)によるCD「遙かなるエレジー~ホルンとオルガンのためのフランス音楽」が発売

日本フィルハーモニー交響楽団客演首席ホルン奏者・丸山 勉と坂戸真美(オルガン)によるCD「遙かなるエレジー~ホルンとオルガンのためのフランス音楽」がフォンテックより発売された。収録されているのは、ガブリエル・フォーレの「エレジー Op.24」をはじめ、全11曲。詳細などは以下のとおり。

【メーカー・レコメンド】

オルガニスト坂戸真美によるフランス作品集第3弾。今作では日本フィルハーモニー交響楽団客演首席ホルン奏者の丸山 勉との共演です。 エレジー(哀歌)をひとつのテーマとして選曲し、この編成のためのオリジナル曲、編曲作品などを織り交ぜながら、なかなか聴く機会のないこの編成の妙味を充分に感じさせてくれます。

丸山さんが作る自然で伸びやかな響きと、それを受けとめる坂戸さんの誠実なオルガンによるこの1枚から、人間の心の内部の表現、そしてそれを取り巻く豊かな自然とカトリック教会とが一体となったフランスの19-20世紀が聴こえてくる。(野平一郎 ライナーノーツより)

■遙かなるエレジー~ホルンとオルガンのためのフランス音楽
演奏:丸山 勉、坂戸真美
https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/cd-4543/

【データ】

・演奏: 丸山 勉(ホルン)/坂戸真美(オルガン)
・収録:2018年3月20-22日 青山学院大学 相模原キャンパス ウェスレー・チャペル
・発売元:フォンテック
・発売年:2019年
・ メーカー品番:

【収録曲】

1.アダージョとアンダンテ ~ホルンとオルガンのための/カミーユ・サン=サーンス

2.遥かなる歌/ウジェーヌ・ボザ

3.6つのカノン風小品 Op.56 より第2番・第3番・第4番/ロベルト・シューマン

4.前奏曲、フーガと変奏曲 Op.18/セザール・フランク

5.コラール「たとえ主から離れても再び戻る」/アレクサンドル・ピエール・フランソワ・ボエリー

6.エレジー Op.24/ガブリエル・フォーレ

7.ソワソン大聖堂のカリヨンの主題によるフーガ Op.12/モーリス・デュリュフレ

8.亡き王女のためのパヴァーヌ/モーリス・ラヴェル(arr.坂戸真美)

9.哀歌/アンリエット・ピュイグ=ロジェ

10.エレジー FP168/フランシス・プーランク

11.アヴェ・マリア/ガブリエル・フォーレ

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■上野信一&フォニックス・レフレクションのCD「邦人作曲家・打楽器アンサンブル作品集」が発売

上野信一&フォニックス・レフレクションのCD「邦人作曲家・打楽器アンサンブル作品集」がコジマ録音より発売された。収録されているのは、湯浅譲二の「プロジェクション・トランスソニック 8人の奏者のための」ほか、全5曲。詳細などは以下のとおり。

【メーカー・レコメンド】

日本を代表する作曲家たちの打楽器アンサンブルの名作・大作を、現代音楽の演奏で定評ある上野信一&フォニックス・レフレクションが圧倒的なパワーとハイレベルのテクニックで熱演。

レコード芸術 特選盤
音楽現代 推薦盤
朝日新聞 for your Collection クラシック音楽 推薦盤

【上野信一&フォニックス・レフレクション】
マルチ・パーカッショニスト上野信一が国内外で広く活躍するソリストたちと1988年に結成したパーカッション・グループ。毎年コンサートを行ない、2009年には全曲西村朗作曲作品によるコンサート「西村朗 パーカッションの宇宙」、安倍圭子との共演、2010年には全曲N.J.ジヴコヴィチ作曲によるコンサート「打楽器魂」、2011年にはジヴコヴィチ本人をゲストに迎えたコンサート「打楽器魂2011」を開催。2013年には西村朗のオペラ《バカヴァッド・ギーター》をサントリーホールにて世界初演、2015年にNHKにより再収録され、BSプレミアム「クラシック倶楽部」で放映された。国際打楽器フェスティバル(2014年クロアチア、2015年ルーマニア)での招聘演奏が好評を得る。CD「ウィッシュ」「ケチャ」「ヤントラ・西村朗パーカッションの宇宙」「打楽器魂・N.J.ジヴコヴィチ作品集」がムジカ・ヴィヴァンテより、「フォニックス・マリンバオーケストラ」「フォニックス・マリンバオーケストラII」「アメリカン・コンポーザーズ」がALM Recordsより発売中。マリンバ・ヴィブラフォン等の鍵盤楽器を中心にしたフォーメーション「フォニックス・マリンバオーケストラ」、打楽器によるオーケストラの新しく多彩な領域の創造として高く評価されている。

■邦人作曲家・打楽器アンサンブル作品集
演奏:上野信一&フォニックス・レフレクション

Music for Percussion Ensemble by Japanese Composers
https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/cd-4546/

【データ】
・演奏団体:上野信一&フォニックス・レフレクション(Shiniti Ueno & PHONIX Reflexion)
悪原至、伊藤すみれ、鐘ヶ江肇、亀尾洸一、木次谷紀子、佐藤直斗、高口かれん、戸口あおい、富田真以子、新野将之、新田初実、曲淵俊介、峯崎圭輔
・指揮者:上野信一
・収録:2019年4月15-18日 五反田文化センター、2019年7月26日 稲城市立iプラザ
・発売元:コジマ録音
・発売年:2019年

【収録曲】

  1. プロジェクション・トランスソニック 8人の奏者のための (2010)/湯浅譲二【8:34】
    Projection Trans-Sonic for eight percussionists
  2. 10スティックス 5人の打楽器奏者のための(2018)/安良岡章夫【15:23】
    10 Sticks for five percussionists
  3. トライクロイズム(2006)/松平頼暁【10:13】
    Trichroism
  4. Sange / 散華 6人の打楽器奏者のための(2016)
    ―平義久師へ捧ぐ追悼曲/岸野末利加【18:47】
    Sange for six percussionists – in the memory of Yoshihisa Taira
  5. 青海波 6人の打楽器のための(2015)/福士則夫【13:32 】
    Seigai-Ha for six percussionists

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